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WHITEPAPER|Claudeプロンプト集つき

受かるスキルシート・
職務経歴書テンプレート

単価と内定を決めるのは、スキルの量ではなく「伝わる書き方」。発注側・採用側を知る実務家が、落ちる書き方と受かる書き方をBefore→Afterで解説。そのまま使えるテンプレートと、Claudeで磨き込む生成AIプロンプト集を収録しました。

発行:キャリプラAI 編集部(AIで、キャリアの値を上げる。)
監修:IT/DXコンサルティング20年超・発注側/採用側経験のある実務家チーム
careerplus-ai.jp
01 — REALITY

あなたの書類は「3分」で判定されている

エージェントの営業担当も、企業の採用担当も、1通あたりに掛ける時間は数分です。読み込んでもらえる前提で書かれた「網羅型」の書類は、それだけで不利になります。判定者が最初の3分で見るのは、次の3点だけです。

1
要約で「何ができる人か」
冒頭サマリー5行。ここで職種・年数・得意領域・直近の武器が掴めない書類は後回しにされる
2
直近2案件の「役割と成果」
古い経歴より直近。作業内容の羅列ではなく、担った役割と数値成果を見ている
3
募集要件との「一致箇所」
案件・求人ごとに書き分けられているか。汎用1枚を使い回すと一致箇所が埋もれる
スキルシートと職務経歴書の使い分け
スキルシート 職務経歴書
主な用途フリーランス・SESの案件参画(商談資料)正社員転職の選考書類
読む人エージェント営業→発注側PM・現場リーダー人事→現場マネージャー・役員
評価の軸即戦力性:技術×工程×直近の再現性再現性+志向性:成果の出し方と入社後の活躍イメージ
※本資料では両方のテンプレート(P.4・P.5)と共通の磨き込みプロンプト(P.7〜)を収録しています。
02 — NG PATTERNS

落ちる書類の5つの特徴

発注側・採用側として書類を見てきた経験から、通過率を確実に下げる書き方を5つ挙げます。1つでも当てはまれば、テンプレートに沿って書き直す価値があります。

1
作業の羅列で、役割が見えない
「詳細設計、実装、テストを担当」——チームの中で何を任され、何を判断したのかが不明。同じ経験でも役割の書き方で単価レンジが変わる。
2
数値がひとつもない
規模(チーム人数・ユーザー数・データ量)と成果(削減時間・改善率)の数値ゼロは「話を盛れない誠実な人」ではなく「成果を測っていない人」に見える。
3
技術キーワードの在庫一覧になっている
触ったことのある技術を50個並べても強みは伝わらない。「実務でどのレベルまで使ったか」の3段階表記(P.4)に変えるだけで信頼度が上がる。
4
全案件を同じ分量で書いている
10年前の案件と直近案件が同じ5行。判定者が見たいのは直近2〜3案件。古い経歴は1〜2行に圧縮し、直近に紙面を割く。
5
生成AI経験が「ChatGPT利用」の1行で終わっている
いま最も単価を動かす経験なのに、最も雑に書かれがち。「何を・どう自動化し・何が何%変わったか」まで書けば、それだけで差別化になる(P.6)。
共通する原因:5つとも「自分視点(やったことを記録する)」で書かれています。受かる書類は「判定者視点(採用・発注の判断材料を渡す)」。次ページからの原則とテンプレートは、すべてこの視点転換の実装です。
03 — PRINCIPLES

受かる書き方 3原則(Before → After)

原則1 役割は「動詞」で書く
BEFORE
ECサイトのバックエンド開発を担当。詳細設計、実装、テストを実施。
→
AFTER
EC基盤刷新(開発6名)でバックエンドの決済領域を主担当として設計。外部決済APIの選定を比較検証から主導し、レビューでは後輩2名の設計を指導。
原則2 成果は「数値+比較」で書く
BEFORE
バッチ処理のパフォーマンス改善を行い、処理速度を向上させた。
→
AFTER
夜間バッチ(約2,000万件)をクエリ改善+並列化で処理時間6.5h→1.8h(▲72%)。翌朝のデータ遅延起因の問い合わせが月20件→0件に。
原則3 技術は「文脈つき」で書く
BEFORE
Python / Django / AWS / Docker / MySQL / Redis / LangChain / RAG …(キーワード羅列)
→
AFTER
Python(実務5年/設計から可):API開発・バッチ・LLMアプリで常用
RAG構築(実案件1件/実装可):社内文書検索ボットを単独で構築・運用
習熟度の3段階表記(推奨)
設計から可:技術選定・設計判断を任せられる
実装可:仕様があれば独力で実装・デバッグできる
経験あり:指導下での使用経験(正直に書くほど他が信用される)
04 — TEMPLATE A

スキルシート テンプレート(記入例)

灰色地の文をあなたの内容に差し替えて使ってください。全体で2〜3ページ、直近案件に分量を集中させます。

スキルシート
Y.T(イニシャル可)|バックエンド/生成AIエンジニア|実務7年|フルリモート希望・週5
2026年7月更新
■ サマリー(5行以内)
Web系バックエンド7年。直近2年はLLMアプリ・RAG構築が主戦場で、要件定義から運用定着まで一気通貫で担当。発注側との仕様調整・後輩指導を含むリード経験あり。得意領域は「業務システム×生成AIの実装」。
■ スキル(習熟度つき・上位のみ)
Python|設計から可|7年 RAG構築|実装可|実案件2件 AWS|設計から可|5年
Claude/OpenAI API|実装可|2年 TypeScript|実装可|3年 AI駆動開発(Claude Code)|実装可|1年
■ 案件経歴(直近から・直近ほど厚く)
大手製造業向け 社内文書RAG検索システム構築
2025.04 - 現在|チーム4名(うちAI実装2名)
役割AI実装リード。埋め込み・検索戦略の選定を主導し、精度評価の仕組みを設計
成果規程・図面3万件を対象に回答精度87%を達成。問い合わせ対応工数を月120h→40h(▲67%)
技術Python / Claude API / ベクタDB / AWS(ECS・Lambda)
SaaS事業者向け 決済基盤リプレイス(役割・成果・技術を同形式で3〜4行)
2023.06 - 2025.03
※4件目以前は「時期|案件名|役割1行」に圧縮。
ポイント:「役割/成果/技術」の3行構造を全案件で統一する。判定者は形式が揃っているだけで「仕事も構造化できる人」と読みます。
05 — TEMPLATE B

職務経歴書 テンプレート(記入例)

転職用。スキルシートとの違いは「志向性」と「再現性の説明」が入ること。A4で2枚以内に収めます。

職 務 経 歴 書
2026年7月18日現在|氏名:山田 太郎
■ 職務要約(4〜6行)
SIerにて業務システム開発に7年従事し、うち直近2年は生成AIを活用した業務自動化の設計・実装を担当。「現場の業務理解×AI実装」を強みに、導入後の運用定着まで含めた開発を得意とする。今後は事業会社の内製開発チームで、AI活用をプロダクトの価値に直結させる開発に携わりたい。
■ 活かせる経験・スキル(応募先の募集要件に合わせて3つ選ぶ)
・生成AIの業務実装:RAG検索システムをAI実装リードとして構築(回答精度87%・対応工数▲67%)
・非エンジニアとの要件調整:現場部門へのヒアリングから要件定義書を作成し、手戻りを前年比半減
・チーム開発のリード:後輩2〜3名のコードレビュー・育成を継続的に担当
■ 職務経歴(新しい順)
株式会社◯◯システムズ(2019.04 - 現在)|SIer・従業員800名
担当製造業向け業務システム開発(要件定義〜運用)。2024年より生成AI活用案件を専任
実績社内文書RAG検索(精度87%・工数▲67%)/帳票処理自動化(月40h→6h)/社内AI勉強会を主催し延べ120名参加
工夫精度評価をユーザー部門と共同で設計し「AIの答えを信頼できる」状態を作ってから展開。利用定着率92%
※「担当/実績/工夫」の3行構造。「工夫」が再現性の証明=面接の質問を誘導する餌になります。
■ 自己PR(応募先ごとに書き分ける・8行以内)
(募集要件の中で最も重要そうな1つに絞り、上の実績1つを根拠に「貴社でも同じ成果を出せる理由」を書く)
06 — AI EXPERIENCE

生成AI経験の書き方(いちばん差がつく)

生成AI経験は現在、書類上で最も単価を動かす要素です。にもかかわらず9割の書類が「ChatGPT/Copilot利用」の1行で済ませています。次の4点セットで書いてください。

①対象
どの業務・システムに使ったか(帳票処理/問い合わせ対応/コードレビュー…)
②手段
何をどう組んだか(API連携/RAG/AIエージェント/Claude Codeでの開発…)
③役割
構想/設計/実装/運用定着のどこを担ったか
④数値
導入前後の比較(時間・件数・精度・定着率)
レベル別の記載例
経験レベル 記載例
業務利用のみ設計書・テスト観点の作成にClaudeを常用し、ドキュメント作成時間を約40%削減。プロンプトをチームテンプレとして整備し8名に展開
自動化を構築問い合わせ一次対応をClaude API+GASで自動化(構想・実装を単独担当)。対応時間を月30h→8hに削減し、テンプレ回答の品質クレームゼロを継続
開発で活用Claude Codeを用いたAI駆動開発を実案件に導入。タスク分解・レビュー観点を設計し、実装リードタイムを約35%短縮。RAG検索システムでは埋め込み戦略の選定から精度評価(87%)まで担当
注意:「生成AIで開発を効率化」のような抽象表現は逆効果。面談で深掘りされて答えに詰まると、他の記載まで疑われます。書くのは「数値で語れる経験」だけに絞り、足りなければ12週間で作るのが先です(→『生成AIスキル習得ロードマップ』参照)。
07 — CLAUDE PROMPTS ①

Claudeで磨く 生成AIプロンプト集

囲み内をそのままClaudeに貼り付け、《 》をあなたの内容に置き換えてください。順番に使うと「棚卸し→数値化→本文化」まで一気に進みます。

PROMPT 1経験の棚卸し(書くネタを掘り起こす)
あなたはエンジニアのキャリアアドバイザーです。私の経験を棚卸しするため、1問ずつ質問してください。対象案件:《案件名・期間・チーム人数》。聞き出してほしいこと:①私が下した技術的な判断とその理由 ②トラブルとその解決 ③改善した数値(時間・件数・品質)④他メンバーとの役割の違い。私の回答が抽象的な場合は、具体例を求めて掘り下げてください。全部で10問以内。
PROMPT 2成果の数値化(数字がない人向け)
私の業務改善経験を数値化したいです。経験:《改善の内容を自由に記述》。正確な計測をしていないため、次の手順で概算を作ってください。①改善前後の作業を工程に分解 ②各工程の所要時間・頻度を私に質問 ③「約◯h→約◯h(▲◯%)」の形式で概算を提示 ④書類に書ける表現(「概算」と明記した誠実な書き方)を提案。
PROMPT 3案件経歴の本文化(役割/成果/技術の3行構造へ)
以下の棚卸しメモを、スキルシートの案件経歴に整形してください。形式:「役割(動詞で・判断や主導を明示)/成果(数値+比較)/技術(習熟度つき)」の3行。文体は簡潔な体言止め。誇張は禁止、メモにない事実を創作しないこと。不明点は執筆前に質問すること。メモ:《PROMPT 1-2の結果を貼る》
07 — CLAUDE PROMPTS ②

応募先に合わせて磨き込む

PROMPT 4募集要件とのマッチング分析(応募前に必ず)
私のスキルシートと、応募したい案件の募集要件を渡します。①要件を「必須/歓迎」に分類 ②私の経歴との一致箇所・不足箇所を表で整理 ③一致箇所がサマリーと直近案件で目立つよう、書き換え案を提示 ④不足箇所について、面談で聞かれた際の正直かつ前向きな回答例を作成。スキルシート:《貼付》 募集要件:《貼付》
PROMPT 5職務要約・自己PRの書き分け(転職用)
職務経歴書の「職務要約(6行以内)」と「自己PR(8行以内)」を、応募企業向けに書き分けてください。私の経歴:《貼付》 応募企業と募集職種:《企業名・求人票を貼付》。条件:①要約は「何ができる人か」が3秒で掴める構成 ②自己PRは募集要件の最重要項目1つに絞り、実績1つを根拠にする ③「貴社でも再現できる理由」で締める ④謙遜表現・抽象語(「幅広く」「柔軟に」等)は使わない。
PROMPT 6発注者・面接官視点の辛口レビュー(仕上げ)
あなたは《フリーランス案件の発注側PM/中途採用の面接官》です。以下の書類を3分だけ読める想定で辛口レビューしてください。①最初の30秒で掴めた強み ②読み飛ばした箇所とその理由 ③信憑性を疑った表現 ④面談で深掘りしたい質問トップ3 ⑤通過率を上げる修正提案(優先度順に5つ以内)。書類:《貼付》
PROMPT 7面談想定問答の生成(提出後の準備)
この書類を提出した後の面談を想定し、聞かれる可能性が高い質問を10個、優先度順に作成してください。各質問に:①質問の意図 ②私の経歴を踏まえた回答の骨子(結論→根拠→数値の順)③避けるべきNG回答例。特に生成AI経験と数値の根拠は深掘りされる前提で厳しめに。書類:《貼付》
使い方のコツ:AIの出力をそのまま提出しないこと。事実確認は必ず自分で行い、「自分の言葉で面談で話せる表現」に直すのが最後の一手間です。創作された実績が1つでも混ざると、面談で全てが崩れます。
08 — FINAL CHECK

提出前チェックリスト

冒頭サマリー5行で「何ができる人か」が伝わる(他人に3秒テストしてもらう)
直近2案件に「役割(動詞)/成果(数値+比較)/技術(習熟度)」が揃っている
数値が最低5つ入っている(規模・期間・改善率・件数・精度)
生成AI経験が「対象・手段・役割・数値」の4点セットで書けている
応募先の募集要件との一致箇所が、サマリーと直近案件に反映されている(PROMPT 4)
辛口レビュー(PROMPT 6)を1回通し、指摘トップ3を修正した
全ての数値・事実を面談で自分の言葉で説明できる
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発行:キャリプラAI 編集部|監修:IT/DXコンサルティング20年超・生成AI研修2,000名超指導の実務家
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