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NotebookLMが「Gemini Notebook」に名称変更―― Google WorkspaceとMicrosoft 365はどちらを選ぶべき?新機能と乗り換え判断

公開日 読了時間 約20分 執筆 代表取締役 橋本 カテゴリ 解説
Gemini Notebook完全ガイド。NotebookLMからGemini Notebookへの名称変更・新機能、Google Workspace vs Microsoft 365の乗り換え判断をわかりやすく解説する図解
※ 本記事のアイキャッチ:Gemini Notebookの名称変更・新機能とGoogle Workspace/Microsoft 365の選び方
TL;DR / この記事の要点
  • GoogleのAIリサーチツール「NotebookLM」が、2026年7月16日に「Gemini Notebook」へ名称変更されました。ただし単なるサービス名の変更ではありません。
  • 資料を読み要約するAIから、Web調査・データ分析・コード実行・グラフ作成・Excel/PowerPoint/Word生成まで行う本格的な業務ツールへ進化しています。
  • Gemini NotebookはOfficeファイルを読み込み、Office形式で出力できるため、Microsoft 365を使い続ける企業でも導入しやすい設計です。
  • すぐに全面移行する必要はなく、最も現実的なのはMicrosoft 365を維持したままGemini Notebookを一部業務で試す「併用」から始めることです。

単なる名称変更ではない

GoogleのAIリサーチツール「NotebookLM」が、2026年7月16日に「Gemini Notebook」へ名称変更されました。ただし、今回の発表は単なるサービス名の変更ではありません。

Gemini Notebookは、これまでの「アップロードした資料を読み込み、要約や質問回答を行うAI」から、Web上の情報収集、データ分析、コード実行、グラフ作成、Excel・PowerPoint・Wordファイルの生成まで行う、より本格的な業務ツールへ進化しています。Google Workspaceをすでに利用している企業にとっては、Gemini活用を大きく広げる重要なアップデートです。

一方、現在Microsoft 365を利用している企業にとっても、「Microsoft 365を使い続けるべきか」「Google Workspaceへ乗り換えるべきか」「Gemini Notebookだけを併用できるのか」という判断に影響する発表だといえます。本記事では、Gemini Notebookの新機能と、Google Workspace・Microsoft 365の違い、企業が乗り換えを判断する際のポイントをわかりやすく解説します。

NotebookLMは「Gemini Notebook」へ名称変更

Googleは2026年7月16日、NotebookLMをGemini Notebookへ名称変更すると正式に発表しました。既存サービスを終了して新サービスへ移行するのではなく、NotebookLMの機能やノートブックを引き継いだまま、Geminiブランドに統合していく形です。

Googleは、Gemini Notebookを引き続き独立したリサーチツールとして提供しながら、GeminiアプリやGoogle検索を含むGoogleの各サービスとの連携を強化すると説明しています。既存の共有リンクやノートブックについて、管理者による移行作業は原則不要です。名称とロゴは2026年7月16日から数週間かけて順次変更され、既存リンクには自動リダイレクトが適用されます。

旧名称と新名称

項目変更前変更後
サービス名NotebookLMGemini Notebook
主な役割資料の要約・質問回答調査・分析・成果物作成
AI連携NotebookLM内が中心GeminiアプリやGoogle検索と連携
データ分析資料内容の読み取りコード実行を含む高度な分析
成果物要約、音声、動画、学習コンテンツWord、Excel、PowerPoint、PDF、グラフなど
「LM」が名称から外れた背景には、単なる大規模言語モデルを使ったノートツールではなく、複数のGoogleサービスを横断するリサーチ基盤へ進化したことがあると考えられます。

Gemini Notebookで何ができるようになったのか

1.ノートブック内でコードを実行できる

今回の発表で最も大きな進化は、各ノートブックに安全なクラウドコンピューターが割り当てられ、Gemini Notebookがコードを書いて実行できるようになったことです。これにより、資料を読むだけでなく、資料内の数値やデータを使った分析まで実行できます。

例えば、売上データを商品別・拠点別に集計する/CSVデータを整形する/アンケート結果を分類・分析する/広告費と問い合わせ数の関係を分析する/財務データからグラフを作る/複数の調査資料から比較表を作る/シミュレーション結果をExcelにまとめる、といった処理が考えられます。

従来のNotebookLMは「資料の内容を理解すること」が中心でした。Gemini Notebookでは、資料を理解したうえで、必要な計算やデータ処理を行い、結果を成果物として出力するところまで対応します。なお、コード実行を含む高度な機能は、Google AI Ultraや一部のGoogle Workspace向けプランから提供され、Web版のProユーザーにも段階的に展開されます。

2.Word・Excel・PowerPointを直接生成できる

Gemini Notebookは、分析結果をチャット上に表示するだけでなく、さまざまな形式のファイルとして生成できます。公式ヘルプでは、Microsoft Word(DOCX)/Microsoft Excel(XLSX)/Microsoft PowerPoint(PPTX)/PDF/Markdown/テキスト/CSV/JSON/PNG・SVG形式のグラフ/PNG・JPG・GIF形式の画像、といった出力形式が案内されています。

これは、Microsoft 365を利用している企業にとっても重要なポイントです。Google Workspaceへ全面移行しなくても、Gemini Notebookで分析した結果をWord・Excel・PowerPoint形式で受け取れるためです。

PDFや市場調査資料をGemini Notebookへ登録 → 市場規模や競合情報を整理 → 比較表とグラフを作成 → PowerPoint形式で出力 → PowerPointで最終調整して顧客へ提出。Gemini NotebookはGoogle Workspace専用の閉じたツールではなく、Microsoft Officeを使い続ける企業でも導入しやすい設計です。

3.既存のOfficeファイルも情報源として利用できる

Gemini Notebookには、GoogleドキュメントやGoogleスライドだけでなく、Microsoft Word(DOCX)/Microsoft PowerPoint(PPTX)/PDF/CSV/テキスト/Markdown/EPUB/音声ファイル/画像/Webページ/YouTube動画/Googleドキュメント/Googleスプレッドシート/Googleスライド、といったファイルを情報源として登録できます。

そのため、Microsoft 365を利用している企業でも、既存のWord文書、PowerPoint資料、CSVデータなどを活用してGemini Notebookを試せます。Google Workspaceへの移行を決める前に、まず一部の資料を使って実用性を検証することも可能です。

4.Geminiアプリとノートブックが同期する

Geminiアプリには、プロジェクトごとにチャットやファイルを整理する「ノートブック」機能が追加されています。Geminiアプリで作成したノートブックと、Gemini Notebookの内容は同期されます。Geminiアプリ側で追加した資料はGemini Notebookにも反映され、Gemini Notebook側で作成したノートブックもGeminiアプリから利用できます。

Geminiアプリで行うことGemini Notebookで行うこと
アイデアを壁打ちする複数資料を横断して分析する
Web検索を使って情報を集める引用元を確認する
過去のチャットをプロジェクトに追加する音声解説・動画解説を作る
メールや文章の下書きを作るインフォグラフィック・スライド資料を作る
プロジェクトごとの指示を設定するクイズや学習コンテンツを作る

Googleはノートブックを、GeminiとGemini Notebookをまたいで利用できる「個人用ナレッジベース」と位置づけています。

5.Google Driveのファイルを自動同期できる

これまでのNotebookLMでは、GoogleドキュメントやGoogleスライドを更新しても、NotebookLM側で手動更新が必要になる場合がありました。現在はGoogle Driveとの自動同期が追加され、登録したGoogleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライドの内容が変更されると、ノートブック側の情報も自動的に更新されます。

例えば、営業部門の共有資料をノートブックに登録しておけば、元のGoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントが更新された際に、Gemini Notebookも最新情報を参照できます。単発で資料をアップロードするAIではなく、更新され続ける社内データを参照するAI記事基盤として使いやすくなります。

6.Google Workspace Studioで業務を自動化できる

Gemini Notebookは、Google Workspace Studioの自動化フローにも組み込めます。新たに追加された「Ask NotebookLM」ステップを使うと、既存のノートブックをAIの情報源として参照し、登録された資料に基づく回答を自動生成できます。

社内問い合わせ対応営業提案の自動化
従業員から質問を受け取る商談議事録を受け取る
就業規則やマニュアルを登録したノートブックへ問い合わせる商品資料や過去事例を登録したノートブックを参照する
根拠に基づく回答案を生成する顧客課題に合う事例を抽出する
Google ChatやGmailへ回答案を送る提案骨子を作成する
担当者が確認して返信するGoogleドキュメントやメールの下書きへ反映する

Google Workspaceを導入している企業では、Gemini Notebookを単体の調査ツールとしてではなく、社内業務を動かすナレッジエンジンとして活用できるようになります。

7.スライドを生成し、PowerPointで出力できる

Gemini Notebookでは、登録した情報源からスライド資料を生成できます。生成したスライドについて、各ページごとに文章、レイアウト、ビジュアル、事実関係などの修正指示を出すこともできます。完成した資料はPDFまたはPowerPoint形式でダウンロード可能です。

そのため、Googleスライドを利用していない企業でも、Gemini Notebookで構成を作る → スライドを生成する → PPTX形式でダウンロードする → PowerPointで仕上げる、という運用ができます。「GoogleのAIを利用するためには、PowerPointを捨てなければならない」ということではありません。

8.動画・音声・インフォグラフィックまで作れる

Gemini Notebookは、文書やスライド以外にも、資料を理解しやすくするさまざまなコンテンツを生成できます。2人のAIホストが解説するAudio Overview/アニメーションを使ったCinematic Video Overview/資料を視覚化するインフォグラフィック/マインドマップ/フラッシュカード/クイズ/学習ガイド/レポート、が主な機能です。

2026年には、スライド単位の修正、Cinematic Video Overview、10種類のインフォグラフィックスタイル、学習進捗を保存できるフラッシュカード・クイズなども追加されています。研修資料やマニュアルを登録しておけば、一つの情報源から、読むための資料・聴くための音声・見るための動画・理解度を確認するクイズ・説明会用のスライドをまとめて作成できます。

Google WorkspaceはMicrosoft 365を置き換えるのか

Gemini Notebookの進化を見ると、「Google Workspaceへ移行した方がよいのではないか」と考える企業も増えるでしょう。ただし、現時点では、すべての企業がMicrosoft 365からGoogle Workspaceへ全面移行すべきとは限りません。

重要なのは、どちらのAIが優れているかではなく、自社のファイル、業務、コミュニケーションがどちらの環境に集まっているかです。

Gemini NotebookとMicrosoft 365 Copilot Notebooksの違い

Microsoftにも、関連資料をまとめてAIに分析させる「Microsoft 365 Copilot Notebooks」があります。Copilot Notebooksでは、Word、PowerPoint、Excel、Copilot Pagesに加え、会議、メール、OneDrive、SharePointなど、Microsoft 365内の情報をまとめて利用できます。チーム共有やリアルタイムでの共同作業にも対応しています。

比較項目Gemini NotebookMicrosoft 365 Copilot Notebooks
提供元GoogleMicrosoft
得意領域調査、情報整理、分析、学習、コンテンツ生成Microsoft 365内の業務情報活用
主な情報源Drive、Web、PDF、Word、PowerPoint、CSV、画像、音声、YouTubeなどWord、Excel、PowerPoint、OneDrive、SharePoint、会議、メールなど
Web調査GeminiやGoogle検索との連携が強いCopilotの検索・業務データ連携
Google Drive連携自動同期に対応基本的にはMicrosoft環境外
Office連携Officeファイルの読み込み・生成に対応Word・Excel・PowerPointとネイティブに連携
データ分析クラウド上でコード実行ExcelやMicrosoft 365データとの連携が強い
音声・動画生成音声、動画、インフォグラフィックなどが充実オーディオ概要などに対応
自動化Google Workspace StudioPower AutomateやCopilotエージェント
適している企業Google Workspace中心、調査・資料活用が多い企業Microsoft 365中心、Office業務が多い企業

両者は似た機能を持っていますが、中心となる思想が異なります。Gemini Notebookは、Webを含む幅広い情報を集めて理解し、さまざまな成果物へ変換することに強みがあります。Copilot Notebooksは、Microsoft 365に蓄積されたWord、Excel、PowerPoint、メール、会議情報を、日常業務の中で活用することに強みがあります。

Microsoft 365からGoogle Workspaceへ乗り換えるべき企業

次の条件に当てはまる企業は、Google Workspaceへの移行を本格的に検討する価値があります。

1.ブラウザ中心で仕事が完結している

GmailやWebメールが中心/ブラウザ上で共同編集することが多い/複雑なExcelマクロをほとんど使わない/PowerPointの高度なレイアウトを必要としない/ファイルをローカルに保存する必要が少ない/社外メンバーとの共同作業が多い。こうした業務であれば、Google WorkspaceとGemini Notebookを組み合わせることで、共同編集、資料検索、要約、分析、コンテンツ作成を一つのGoogle環境で進めやすくなります。

2.社内資料が分散していて見つからない

Google Driveのどこに資料があるかわからない/同じような資料が複数存在する/過去の提案書を探すのに時間がかかる/マニュアルが読まれていない/ベテラン社員しか知らない情報が多い/社内問い合わせが特定の担当者に集中している。こうした場合、Google Driveのファイルをノートブックに集約し、自動同期させることで、社内情報をAIから利用できる状態に近づけられます。

3.調査・企画・コンテンツ作成が多い

経営企画/マーケティング/商品企画/営業企画/コンサルタント/研究開発/教育・研修/広報・メディア運営といった職種が多い企業は、Gemini Notebookのメリットを得やすいでしょう。Web調査、資料分析、要約、比較表、スライド、音声、動画までを一つのノートブックから作れるため、情報収集から成果物作成までの時間を短縮できます。

Microsoft 365を継続した方がよい企業

一方、次のような企業では、急いでGoogle Workspaceへ全面移行しない方がよい可能性があります。

1.複雑なExcel業務が多い

VBAやマクロを多用している/Excelを基幹業務に使っている/複雑な関数やピボットテーブルを利用している/会計・販売・生産システムとExcelを連携している/Excelファイルを取引先と頻繁にやり取りしている。Gemini NotebookはExcel形式を生成できますが、Excelそのものの高度な編集環境を完全に置き換えるものではありません。

2.PowerPointの品質が重要

提案書、営業資料、役員会資料などで、厳密なレイアウトや企業テンプレートが必要な場合は、PowerPointを残した方が効率的です。Gemini Notebookで構成や初稿を作り、PowerPointで最終調整する使い方が現実的です。

3.Teams・Outlook・SharePointが業務の中心

Microsoft 365 Copilot Notebooksは、Microsoft 365内のファイルだけでなく、会議、メール、サイトなども参照候補として扱えます。Teams、Outlook、OneDrive、SharePointに業務情報が蓄積されている企業は、Microsoft 365 Copilotとの親和性が高いため、全面移行の効果とコストを慎重に比較する必要があります。

最も現実的なのは「いきなり乗り換え」ではなく併用

Microsoft 365を利用している企業にとって、最も現実的な進め方は、すぐに全面移行することではありません。まずは、Microsoft 365を維持したままGemini Notebookを一部業務で試す方法がおすすめです。Gemini NotebookはWordやPowerPointなどを情報源として読み込め、Word・Excel・PowerPoint形式で成果物を出力できます。

ステップやること
1. 個人で試す公開資料、PDF、過去の提案書などを使い、要約やスライド作成を試す
2. 一部のチームで試す経営企画、営業企画、マーケティング、研修部門など、資料を扱うことが多い部署で検証する
3. 併用効果を測る調査時間・資料作成時間の削減/回答の正確性/PowerPoint・Excelへの引き継ぎ/社内データを安全に利用できるかを確認する
4. 移行範囲を判断する効果が高い場合に、部署単位または業務単位でGoogle Workspaceの導入範囲を広げる

Gemini Notebookの企業活用事例

営業:商談から提案書作成まで短縮する

商品資料/過去の提案書/導入事例/商談議事録/顧客のWebサイト/業界調査資料をノートブックに登録します。商談後に議事録を追加し、「顧客課題を3つに整理し、類似事例と提案すべきサービスを選び、10ページの提案書を作成してください」と指示します。Gemini Notebookで提案骨子とスライドを生成し、PPTX形式で出力してPowerPointで仕上げられます。

経営企画:複数資料から経営レポートを作る

月次売上/予算/営業活動データ/市場調査/競合企業のニュース/事業計画を登録し、売上推移、予算差異、成長要因、リスクを分析します。コード実行機能を使ってグラフやシミュレーションを作り、ExcelやPowerPointで経営会議資料を出力できます。

情報システム:社内問い合わせを削減する

IT利用ルール/SaaSのマニュアル/セキュリティ規程/アカウント申請方法/過去の問い合わせ履歴を登録します。Gemini NotebookをGoogle Workspace Studioから参照することで、社内問い合わせへの回答案を自動生成する仕組みを作れます。

人事・研修:教材を学習コンテンツへ変換する

研修テキスト/就業規則/業務マニュアル/動画の文字起こし/過去の質問を登録し、音声解説、動画、スライド、クイズ、フラッシュカードを生成します。同じ教材から複数形式の学習コンテンツを作れるため、研修後の復習や定着支援にも活用できます。

導入前に確認すべき5つのポイント

ポイント確認内容
1. 現在のデータがどこにあるかGoogle Drive、OneDrive、SharePoint、ファイルサーバー、ローカルPCなど、現在の保存場所を整理する
2. Office依存業務があるかマクロ、アドイン、帳票、基幹システム連携などのExcel・Office依存業務を洗い出す
3. AIに登録できる情報の範囲機密情報、個人情報、顧客情報をどのプラン・アカウントで扱うかを決める
4. 最終成果物の形式社内外でPowerPointやExcelが必須なら、最終編集環境としてMicrosoft Officeを残す選択肢を検討する
5. 全社展開の前に効果測定する市場調査、提案書作成、社内FAQ、研修教材作成、会議資料作成など、効果を測りやすい業務から始める

なお、Googleは、Google WorkspaceユーザーのGemini Notebookへのアップロード、質問、モデルの回答について、生成AIモデルの学習に利用しないと説明しています。最初から全社員へ配布するのではなく、具体的な業務を決めて試すことが重要です。

結論:Gemini NotebookはGoogle Workspace利用企業の大きな武器になる

NotebookLMから名称変更されたGemini Notebookは、これまでの「資料を読むAI」から、情報源を集める・複数資料を分析する・Webで追加調査する・コードを実行する・グラフを作る・Word・Excel・PowerPointを生成する・音声・動画・スライドを作る・Google Workspaceの業務フローへ組み込む、という業務を一つの場所で進めるAIリサーチ基盤へ進化しています。

Google Workspaceをすでに利用している企業は、Gemini Notebookを積極的に試すべきタイミングです。一方、Microsoft 365を利用している企業は、Google Workspaceへすぐ全面移行する必要はありません。Gemini NotebookはOfficeファイルを読み込み、Office形式で出力できるため、調査・分析はGemini Notebook、最終編集はWord・Excel・PowerPointという併用から始められます。

今後、AIツールを選ぶ基準は「チャットの回答精度」だけではありません。社内資料をどこに置き、AIがどの情報を参照し、どの業務まで実行できるかが、Google WorkspaceとMicrosoft 365を選ぶ重要な判断基準になります。

※ 本記事に登場する各サービス名・製品名(NotebookLM、Gemini、Gemini Notebook、Google Workspace、Microsoft 365、Copilot Notebooksなど)は、それぞれの提供元の商標または登録商標です。機能・提供プラン・展開範囲は段階的な更新により変更される可能性があるため、導入前に各提供元の最新情報をご確認ください。本記事は2026年7月17日時点の公開情報に基づきます。

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FAQ / よくある質問

Gemini Notebookに関するよくある質問

NotebookLMはサービス終了したのですか?
いいえ。NotebookLMはサービス終了ではなく、2026年7月16日にGemini Notebookへ名称変更されました。既存のノートブックや共有リンクは原則としてそのまま利用できます。
Microsoft 365を利用していてもGemini Notebookを使えますか?
利用できます。Word、PowerPoint、PDF、CSVなどを情報源として登録でき、Word、Excel、PowerPoint形式で成果物を出力できます。
Gemini NotebookでPowerPointを作れますか?
作成できます。登録した資料からスライドデッキを生成し、PDFまたはPPTX形式でダウンロードできます。
Gemini NotebookでExcelを作れますか?
高度なチャット機能では、分析結果をXLSX形式のMicrosoft Excelファイルとして生成できます。ただし、提供状況は契約プランや段階的な展開によって異なります。
Google Workspaceへ乗り換える必要はありますか?
必須ではありません。Officeファイルとの入出力に対応しているため、Microsoft 365を維持しながらGemini Notebookだけを試すことも可能です。Driveの自動同期やWorkspace Studioとの自動化を本格活用したい場合は、Google Workspace導入のメリットが大きくなります。
Gemini NotebookとCopilot Notebooksはどちらがよいですか?
Google Drive、Web調査、動画・音声・インフォグラフィック作成を重視する場合はGemini Notebookが有力です。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams、OneDrive、SharePointとの日常的な連携を重視する場合はMicrosoft 365 Copilot Notebooksが適しています。
SUPERVISOR / 監修者

この記事の監修者

K.H

橋本 健太郎

株式会社カトルセ 代表取締役

生成AI研修・AI開発・AI顧問・PM/PMO支援を提供。累計2,000名以上のAI研修を支援し、大手企業の生成AI活用、Dify/RAG/AIエージェント導入、業務改善プロジェクトに携わる。実務に直結する「使えるAI活用」を一貫して伝えている。

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