専門家解説 #AIO #AI検索 #SEO

AIO対策の始め方|AI検索で自社が出てこない原因と、BtoBサイトでまずやること

公開日 / 読了時間 約14分 / 執筆 代表取締役 橋本 / カテゴリ 専門家解説
AIO対策の始め方。AI検索で自社が出てこない原因と、BtoBサイトでまずやること。出てこない4つの原因、読まれる状態の点検、質問に答えるページづくり、AIの回答の定点観測
TL;DR / この記事の要点
  • AI検索の回答は、その場で検索して読んだページをもとに作られることが多くなっています。自社が出てこないときは、①読まれていない ②答えになるページが無い ③社名で出るページが古い・ばらばら ④社外での言及が少ない、の4つを順に疑います。
  • 土台は新しい技術ではなく、検索エンジンとAIに本文を読ませることと、商談で聞かれる質問に答えるページです。
  • カトルセの自社サイトでは、社名の検索でWordPressのサンプルのページが上位に出ていたため転送しました。移行後の1週間で1日あたりの表示回数は約2.2倍になりましたが、新しい記事などが重なり、AI検索への効果は切り分けられません。
  • llms.txt などの新しい手法は、効果が公式に確認されていません。まずはAIに同じ質問を毎月して記録するところから測ります。

「生成AIに業界のことを聞くと、競合の名前は出るのに、うちの名前が出てこない」。2026年10月の終わり、BtoB企業との商談で、こうしたご相談を続けて2件いただきました。Googleの検索結果の上に出る「AIによる概要」や、ChatGPT・Claudeなどの回答に、自社が出てこないという悩みです。この対策は、AIO(AI検索対策)と呼ばれます。

この記事では、その原因を4つに分け、BtoBのコーポレートサイトでまず何をするかを順に説明します。材料は、商談で聞いた話と、カトルセ自身のサイトで10月下旬にやったことと検索データです。サイトの静的化とCloudflareへの移行の手順はWordPressを卒業した話に、AIでサイトを作って直し続ける方法はClaude Codeでホームページを作る方法にまとめています。ここではAI検索に絞ります。

1. AIO対策とは:「検索結果で上に出る」から「AIの答えの中で名前が出る」へ

AIO対策は、AIが作る回答の中で、自社の名前やページが紹介・引用されるようにする取り組みです。呼び方はまだ定まっておらず、LLMO、GEOと呼ばれることもあります。この記事ではAIO対策で統一します。

AIが答えを作る道すじは、大きく2つあります。

  1. 学習した知識から答える:AIが作られるときに読んだ文章をもとに答えます。企業の側から直接は手を入れられません。
  2. その場でウェブを検索して答える:見つけたページを読んで答えをまとめ、出典を添えます。企業が手を打てるのは主にこちらです。

2つ目の動きは、提供元の公式の説明でも確かめられます。たとえばAnthropicは、Claudeのウェブ検索について、最新の情報が役立つ質問では検索の道具を使い、回答には出典を付けると案内しています。Microsoftも、AIエージェントにBingの検索結果を使わせる仕組み(Grounding with Bing)について、出力に関係する発行元を出典として示すと説明しています。つまり、検索で見つからないページ、読めないページは、AIの答えの材料にもなりにくいということです。

観点これまでのSEOAIO対策
目指す場所検索結果の一覧で上位に出て、クリックされるAIの回答の中で、名前が出る・出典に選ばれる
共通の土台検索エンジンやAIのクローラーに読まれること。本文がHTMLにあること。URLがそろっていること
測り方表示回数・クリック・順位それだけでは足りない。AIに質問して、名前が出るかを記録する

AIO対策はSEOと別物ではなく、SEOの土台の上に「引用されやすい書き方」と「AIでの測り方」を足すもの、と考えるのが実務的です。

2. 商談で聞いた「AIに自社が出てこない」

2026年10月にお会いした企業で聞いた話を、業種と規模だけにして並べます。

業種・規模聞いた悩み
PR・広告のグループ企業(従業員約1,700名)生成AIに聞くと、グループの代表的なサービスは出てくるが、ほかのグループ会社が出てこない。いまは情報を集めている段階。
太陽光パネルのリユース・リサイクル会社(100名未満)大企業への営業が中心で、遠方では社名が知られていない。案件は相見積もりで決まる。SEOは十分にできておらず、AI検索への対策は手を付けていない。

2社の悩みには共通点があります。比べられる前の段階で、名前が候補に入らないことです。BtoBの購買担当者が、相見積もりの相手を探すときにAIへ「◯◯を頼める会社は?」と聞くようになれば、そこで名前が出ない会社は、比べる土俵にも上がれません。

グループ企業の場合は、代表的なブランドに情報が集まり、ほかの会社の説明が薄いことが、AIの答えの差になっていると考えられます。

3. 出てこない原因を4つに分ける

「AIに出てこない」は結果で、原因はいくつかあります。上から順に確かめると、手を打つ場所を間違えにくくなります。

AI検索で自社が出てこない4つの原因の図。上から順に確かめる。1 読まれていない(AIクローラーを止めている、本文がJavaScriptやPDF・画像の中だけ)、2 答えになるページが無い(サービス紹介だけで、費用・進め方・比較などの答えがない)、3 社名で出るページが古い・ばらばら(古いページやサンプルページが上位に残る)、4 社外での言及が少ない(事例紹介・団体名簿・比較記事など外部の言及が少ない)。まずは読まれる状態、答えるページ、古いページの整理、社外での言及の順に
FIG.1 AI検索で自社が出てこない4つの原因(図中のAIの回答は説明用のイメージです)
原因よくある状態確かめ方
①読まれていないAIのクローラーを止めている。本文がJavaScriptで後から描かれる。説明がPDFや画像の中だけrobots.txtとボット対策の設定を見る。JavaScriptを止めて本文が残るか見る
②答えになるページが無いサービス紹介と会社概要しかない。費用・進め方など、顧客の質問に答えるページが無い商談でよく聞かれる質問10個に、答えるページがあるか照らす
③社名で出るページが古い・ばらばら社名で検索すると古いページやサンプルのページが出る。事業説明がページごとに違う社名で検索し、上位10件を開く。Search Consoleで社名の検索語のページを見る
④社外での言及が少ない取引先の事例紹介、業界団体の名簿などに載っていない社名で検索し、自社以外のサイトが何件あるか数える

①読まれていない:AIのクローラーを止めていないか

AIの提供元は、目的ごとに別のクローラーを持っていることがあります。Anthropicは公式に3つを公開しています。学習用のClaudeBot、利用者の質問に応じてページを取りに行くClaude-User、検索の質を上げるために読むClaude-SearchBotです。Anthropicは、Claude-UserやClaude-SearchBotを止めると、利用者の検索で自社サイトが見えにくくなる場合があると説明しています。

大事なのは、「学習に使われたくない」と「AIの検索に出たい」は別の判断だということです。学習用だけを止め、検索・取得用は通す選び方ができる場合があります。他社のクローラー名と止め方は、各社の公式ページで確かめてください。robots.txtのほか、サーバーやCDNのセキュリティ機能でボットをまとめて止めていることもあるので、制作会社や情報システム部門に設定を確認してもらいましょう。

本文がJavaScriptで後から描かれるページも要注意です。カトルセのサイトでも、研修や採用の27ページは検索エンジンに本文が読みにくい作りで、AI用語集はSearch Consoleで「クロール済み - インデックス未登録」になっていました(直し方は次の章)。

②答えになるページが無い

AIは、質問に対して「答えが書いてあるページ」を探します。サービス紹介のページは、自社の言いたいことは書いてあっても、顧客の質問の答えになっていないことがよくあります。商談で毎回聞かれる質問は、AIにもされている質問だと考えて、ページを作ります。

③社名で出るページが古い・ばらばら

AIが会社について答えるときにどのページを読んだかは、外からは分かりません。ただ、社名で検索して上位に出るページは、材料になりうる候補です。カトルセでは、社名の検索でWordPressのテーマのサンプルのまま残っていたページが上位に出ていました(次の章)。古いサービス名のページや、事業説明がページごとに違う状態も、AIの答えを古くしたり、ぶれさせたりします。

④社外での言及が少ない

「◯◯のおすすめの会社は?」のような質問では、AIは自社サイトだけでなく、比較記事や業界団体の名簿、取引先の事例紹介なども読んで答えを組み立てます。社外に名前が無ければ、候補に挙がりにくくなります。

4. カトルセの自社サイトでやったことと、検索の数字

カトルセは2026年10月21〜22日に、コーポレートサイトをWordPressから静的なHTMLに置き換えてCloudflare Pagesへ移し、10月27日まで、検索エンジンとAIに読まれやすくする作業を続けました。数字は、GoogleのSearch Console(表示回数・クリック・掲載順位)を当社の集計の仕組みに毎日取り込んでいるものです。

やったこと(2026年10月21〜27日)

カトルセの自社サイトでやったことと数字の図。10/21〜22 静的HTML化・Cloudflare Pagesへ移行し古いサンプルページを301転送、10/24 WebP化・本文HTML化・URL整理・構造化データ・サイトマップ整理、10/24〜25 記事更新・新規記事公開、10/26〜27 Search Consoleのエラー対応・旧デモ削除・404整理。表示回数は1日あたり約2.2倍、以前からあるページは約1.2倍、社名検索でのサンプルページの比率は30%から18%へ。ただしAI検索への効果は切り分けられない。AIO対策は特効薬ではなく、読める状態を整える積み上げ
FIG.2 自社サイトでやったことと数字(2026年10月)
日付やったことAI検索との関係
10/21〜22静的なHTMLにしてCloudflare Pagesへ移す。WordPressのサンプルのまま残っていたページを一覧ページへ301で転送社名で出る古いページを減らす
10/24画像1,648枚のWebP化(617.5MB→67.6MB)、フォントの後読み、研修・採用など27ページの本文をHTMLに書き込む本文を読めるようにする。表示を速くする
10/24URLから「.html」を外し、canonical・構造化データ・サイトマップ・サイト内リンク(約7,100か所)をそろえる同じページが2つのURLに割れる状態をなくす
10/24〜25表示の多い記事の更新(タイトルを検索語に合わせる・古い情報の差し替え)と新しい記事の公開質問に答えるページを増やす
10/26〜27Search Consoleのエラー対応。スパムに悪用された旧デモページの削除、転送の1回化、AI用語集184語などの本文をHTMLに書き込む、noindexのページをサイトマップから外す、404の旧URLの転送読ませたいページだけを、正しく読ませる

なお、構造化データ(Article・FAQPageなど)は移行の前から /st/ のほぼ全ページに入っていました(移行時点で154ページ中153ページ)。移行後に変えたのは、その中のURLの揺れです。

数字①:月ごとの推移

期間1日あたりの表示回数1日あたりのクリッククリック率平均掲載順位
7月(12〜31日)2,74658.92.14%7.6
8月3,45056.61.64%7.9
9月4,90974.11.51%7.8
10月(1〜28日)8,013115.91.45%8.1

表示回数は増え続けていますが、平均掲載順位はほとんど変わらないのに、クリック率は2.14%から1.45%に下がっています。海外の複数の調査会社が、AIによる概要が表示される検索では上位のページのクリック率が下がると報告しています(調べ方によって下がり幅は大きく違います)。ただし当社の場合、ニュース性の高い記事が増えたことなど、ほかの理由も考えられます。当社が取り込んでいるSearch Consoleのデータには、AIによる概要が出た検索かどうかを示す項目が無いため、原因は特定できません。

数字②:移行と改善の前後

1日あたり10/8〜21
(14日)
10/22〜28
(7日)
サイト全体の表示回数6,43413,946
サイト全体のクリック84.8192.7
サイト全体のクリック率1.32%1.38%
うち以前からあるページ
(表示/クリック)
6,286/82.17,688/101.1
うち10/21以降に公開したページ
(表示/クリック)
―6,258/91.6

「以前からあるページ」は10月21日より前から表示のあったページです。サイト全体では1日あたりの表示回数が約2.2倍になりましたが、増えた分の多くは、10月21日以降に公開した記事です。PHPの緊急脆弱性やランサムウェア被害など、世の中の関心が高い話題の記事が含まれます。以前からあるページだけで見ると、1日あたりの表示回数は約1.2倍、クリック率はほぼ同じでした。

この1.2倍も、移行・表示速度・URLの統一・記事の更新が数日のうちに重なり、どれが効いたかは分けられません。移行後はまだ1週間です。「この施策でAI検索に出るようになった」とは言えないのが正直なところです。

数字③:社名で検索したときに出ていたページ

いちばん具体的に役立ったのは、社名での検索の内訳でした。2026年8〜10月に「カトルセ」を含む検索語で表示されたページは、トップページの次が、WordPressのテーマのサンプルのまま残っていた会社紹介のページでした(表示1,489回、平均掲載順位2.1位)。10月1〜21日は、社名の検索での表示の約3割がサンプルのページでした。

転送したあとの10月22〜28日は約18%に下がりました。転送が反映されるまで時間がかかるため、まだ0ではありません。人が見るページとAIが読むページが同じとは限りませんが、古いページが社名の上位にいる状態は、AIにとっても好ましくないと考えています。

数字④:AIへの質問のような検索語

Search Consoleには、AIへの質問のような長い検索語も出てきます。たとえば「研修会社がai検索でおすすめされるには?」といったものです。「ですか」「教えて」などを含む検索語は、8〜10月で月に107〜197種類、表示回数は月322〜701回、クリックは月1〜3回でした。サイト全体ではごく一部です。

中には、AIへの指示文がそのまま入った検索語もあり、人ではなく計測ツールが投げたとみられるものも混じっています。また、検索語まで分かるのは表示回数の約42〜47%です。検索語の数字は、傾向を見るためのものと割り切っています。

5. BtoBサイトでまずやること:6つの手順

当社の経験から、次の順に進めることをおすすめします。上の手順ほど費用がかからず、後の手順の前提になります。

BtoBサイトでまずやる6つの手順の図。読ませる・答える・掃除する・測る。1 今の姿を記録する(AIへの質問と社名検索を記録)、2 読まれる状態にする(robots.txt、JavaScript本文、サイトマップの点検)、3 社名で出るページを掃除する(古いページ・サンプルページを301転送や削除)、4 質問に答えるページを作る(商談で聞かれる質問3つから)、5 構造化データで書き添える(Organization、Article、FAQPage)、6 社外に事実を残す(事例紹介・業界団体・展示会・プレスリリース)。最初の1か月は、1週目にAIへの質問10個と社名検索の記録、2週目にrobots.txt・ボット設定・古いページの確認、3〜4週目に質問3つに答えるページ作成
FIG.3 BtoBサイトでまずやる6つの手順と、最初の1か月
  1. 今の姿を記録する:顧客が使っていそうなAIに、社名と「◯◯を頼める会社は?」を聞き、答えと出典を保存します。社名の検索語に出ているページも書き出します。起点がないと後で効果を判断できません(7章)。
  2. 読まれる状態にする:robots.txtとボット対策の設定で、AIの検索・取得用のクローラーを止めていないか見ます。JavaScriptで描く本文はHTMLに書き込み、サイトマップには読ませたいページだけを入れます。
  3. 社名で出るページを掃除する:サンプルのまま残ったページ、終了したサービスや重複したページを、後継へ301で転送するか削除します。会社概要・トップ・サービスのページで、事業の説明や所在地などの事実がそろっているかも確かめます。
  4. 質問に答えるページを作る:商談でよく聞かれる質問に、1つの質問につき1つのページ(または見出し)で答えます。冒頭に結論、条件や数字は表、更新した日も載せます。宣伝ではなく、顧客の判断材料になる答えを書きます。
  5. 構造化データで書き添える:会社の情報(Organization)、記事(Article)、よくある質問(FAQPage)などを、ページの内容と一致させて入れます。引用が約束されるものではありませんが、中身を機械に正しく伝える補助になります。
  6. 社外に事実を残す:取引先の導入事例、業界団体の名簿、展示会の出展記録、プレスリリースなどに、社名と事業が正しく載るようにします。グループ企業なら、グループ各社の事業を文章で説明するページを置きます。
最初の1か月でやること
  • 1週目:AIへの質問10個を決めて、今の答えを記録する。社名で検索して上位10件を開く。
  • 2週目:robots.txt・ボット対策・JavaScriptの本文を点検する。古いページの転送先を決める。
  • 3〜4週目:商談でいちばん聞かれる質問3つに答えるページを作る。翌月、同じ質問をAIにして比べる。

6. llms.txt・構造化データ・「AI検索対策ツール」の扱い

新しい手法やサービスについて、2026年10月時点の当社の考えをまとめます。

手法当社の考え理由
llms.txt(AI向けにサイトの要約や主要ページの一覧を置くファイル)当社は置いていない主要なAI検索がこれを使うと公式に確認できる情報は、今回の調べでは見つかりませんでした。手順1〜4が済んでからで十分です
構造化データ当社は記事・会社情報・FAQに入れている中身を正しく伝える基本の作業として。引用を約束するものではありません
AI検索の計測ツール後回しでよいAIの答えは毎回変わります。まず手作業の定点観測で傾向を見ます
「AIに必ず出す」とうたう外注避けるAIの回答の作り方は提供元しだいで、外から保証できるものではありません

当社もすべてができているわけではありません。たとえば会社情報の構造化データは、記事と会社概要のページで会社のURLの書き方がそろっていません。

7. 効果の測り方:AIに同じ質問を毎月して記録する

当社が取り込んでいるSearch Consoleのデータでは、AIの回答に名前が出たかは分かりません。確実なのは、同じ質問を、同じAIに、毎月して記録することです。答えは毎回変わるので、数か月の傾向を見ます。

【毎月AIに聞く質問の例(文は毎回同じにする)】
1. (自社の業界)で(自社のサービス)を頼める会社を5社挙げてください。
   それぞれの理由と、参考にしたページのURLも示してください。
2. (自社名)はどんな会社ですか。主な事業と所在地を教えてください。
3. (商談でいちばんよく聞かれる質問を、そのままの言葉で)
4. (自社名)と(競合の会社名)の違いを教えてください。
5. (自社のサービス)を選ぶときの注意点は何ですか。
記録する項目書き方の例
日付・AI・質問の番号11/1、ChatGPT(ウェブ検索あり)、質問1
自社の名前出た/出ない/出たが説明が誤り
引用されたURL自社のページか、社外のページか
誤りや古い情報「旧サービス名のまま」など、直すべき点

あわせて、社名の検索語に出るページの内訳と、アクセス解析の参照元にAIサービスがあるかを毎月見ます。誤りが見つかったら、その情報が書かれたページを探して直すのが、いちばん手堅い打ち手です。

8. カトルセが手伝える範囲

紹介した手順は、カトルセが自社サイトで実際にやった範囲のものです。同じことを進めたい企業には、次の形でお手伝いしています。

  • 進め方の伴走:AIへの質問の決め方、社名で出るページの点検、答えるべき質問の洗い出しを、AI顧問として一緒に進めます。
  • サイトの改修:本文のHTML化、古いURLの転送、構造化データの整備などを、Claude CodeなどのAIと一緒に行い、社内で直し続けられる形で引き渡します(生成AI開発)。
  • 研修:マーケティング・広報の担当者向けの生成AI×マーケティング実務研修では、記事・広告コピー・プレスリリースなどの下書きをAIで作る演習を行います。AI検索対策そのものはカリキュラムに含まれていませんが、質問に答えるページを社内で書き続ける力が身につきます。職種別AI研修シリーズ(全10講座・各11時間)。受講料は全講座共通で1名あたり36万円(税抜)。ライブ形式(対面/オンライン同時双方向)のため人材開発支援助成金の活用をご検討いただけます。支給の可否は都道府県労働局の審査で決まります。申請手続きは社会保険労務士の独占業務のため、必要な場合は提携社労士をご紹介します。

よくある質問

AIO対策とSEO対策は、別々にやる必要がありますか?

別々に始める必要はありません。本文を読ませる、URLをそろえる、質問に答えるページを作る、はどちらにも共通の土台です。そのうえで、AIの回答に名前が出るかを定期的に確かめる測り方を足すのが現実的です。

llms.txtは置いたほうがいいですか?

急ぐ必要はないと考えています。2026年10月時点で、主要なAI検索がllms.txtを使うと公式に確認できる情報は見つかりませんでした。読まれる状態の点検や、質問に答えるページづくりが済んでからで遅くありません。

AIのクローラーを止めると、AIの回答に出なくなりますか?

止めるクローラーによります。たとえばAnthropicは、学習用のClaudeBotと、検索・取得用のClaude-SearchBot、Claude-Userを分けており、検索・取得用を止めると検索での見え方が下がる場合があると説明しています。学習に使われたくない場合も、検索・取得用まで止めていないかを確かめてください。

AIに自社がどう答えられているか、どうやって確かめればいいですか?

社名と「◯◯を頼める会社は?」などの質問を決め、同じ文で毎月AIに聞き、答えと引用されたURLを記録します。答えは毎回変わるため、数か月の傾向で見ます。

AIO対策を外部に頼むときに、気をつけることは?

「AIに必ず出す」と保証をうたうものには注意してください。AIの回答の作り方は提供元しだいで、外から保証できません。何を変え、どの質問で、どう測るかを事前に説明できるかを確かめると安心です。

まとめ ── AIO対策は「読ませる・答える・掃除する・測る」から

  1. AIの回答は、検索して読んだページから作られることが多い。読まれないページ、答えの無いサイトは材料になりにくいと考えます。
  2. 原因は4つに分けて上から確かめる。読まれていない、答えになるページが無い、社名で出るページが古い・ばらばら、社外での言及が少ない。
  3. 社名で検索して、上位のページを開いてみる。カトルセでは、サンプルのまま残ったページが上位に出ていました。
  4. 数字の因果は言い切らない。当社でも施策と話題の記事が重なり、AI検索への効果は切り分けられていません。だからこそ、AIへの定点観測で測ります。

自社のAI活用がどの段階にあるかを知りたい方は、まず生成AI活用レベル診断(無料)をお試しください。自社サイトのどこから手を付けるかのご相談は、お問い合わせからどうぞ。

※ 本記事は2026年11月1日時点の情報にもとづいています。Anthropicのクローラー(ClaudeBot・Claude-User・Claude-SearchBot)の説明はClaudeのヘルプセンターの該当ページで、Claudeのウェブ検索が回答に出典を付けることはウェブ検索の説明ページで、Grounding with Bing の説明はMicrosoftの公式ページで、いずれも2026年10月31日に確認しました。GoogleのAIによる概要の仕組み、他社のクローラーの仕様、llms.txtの扱い、AIによる概要とクリック率に関する海外の調査の数字は、公式ページや元の資料を確認できなかったため記載していません。カトルセの検索の数字は、Google Search Consoleのデータを当社で集計したもので、2026年7月12日〜10月28日の範囲です(URLの「.html」の有無は合算)。商談で伺った声は、企業が特定されないよう業種と規模だけにしています。紹介した手順はカトルセが自社サイトで行った範囲のもので、AIの回答に表示されることを保証するものではありません。製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

SHARE /
X f L
SUPERVISOR / 監修者

この記事の監修者

K.H

橋本 健太郎

株式会社カトルセ 代表取締役

生成AI研修・AI開発・AI顧問・PM/PMO支援を提供。累計2,000名以上のAI研修を支援し、大手企業の生成AI活用、ローカルLLM/RAG/AIエージェント導入、業務改善プロジェクトに携わる。実務に直結する「使えるAI活用」を一貫して伝えている。