ChatGPTで画像生成する方法【2026年最新】―― プロンプト例10選・無料プランの制限・商用利用まで徹底解説
画像生成は「環境設定とプロンプト」で差がつく
カトルセのAI研修では、その中身をハイレベルにお伝えしています。自社の業務でどこまで内製できるかは、30分の無料相談から整理できます。
無料で相談する →- ChatGPTの画像生成は、チャット欄に日本語で「作りたい画像」を書くだけ。特別な設定は不要で、無料プランでもすぐ試せます(1日2〜3枚程度が目安)。
- 2026年のモデル「GPT Image 2」は画像内の日本語テキストをほぼ正確に描けるため、バナー・資料図解・POPなど「文字入りの業務画像」が実用域に入りました。
- コツは「用途・被写体・スタイル・文字・構図」の5要素をプロンプトに入れること。本記事のプロンプト10選はそのままコピペで使えます。
- ビジネスで最も効果が大きいのは提案書・企画書のスライド生成。プロンプトを一度作り込めば、誰でも同じトンマナのスライドを量産できます(弊社の実践知見を本文で公開)。
- 生成画像は規約上は商用利用OK。ただし著作権・商標・肖像権のリスク管理は利用者側の責任で、社内ルールの整備が業務活用の前提です。
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まずはこの記事で全体像をつかんでいただければ十分です。画像生成に興味のある方は、お時間のあるときに以下の記事もあわせてご覧ください。
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「仕組みを知る → ツールを選ぶ → 業務に落とし込む」の順に読むと、社内導入までの道筋がひと通り見えてきます。気になるところだけつまみ読みでも構いません。
1. 仕組みと実力を知る
はじめに:「絵が描けないAI」は過去の話になった
「ChatGPTで画像も作れるらしいけど、どうやるの?」「無料でどこまでできる?」「会社の資料や広告に使っても大丈夫?」――生成AI研修の現場で、この1年もっとも増えた質問のひとつが画像生成です。
結論から言えば、ChatGPTの画像生成はチャットに日本語で指示を書くだけで使えます。難しい設定も、英語のプロンプトも必要ありません。しかも2026年4月に登場した新モデル「GPT Image 2」によって、これまで最大の弱点だった「画像内の文字が崩れる」問題がほぼ解消されました。日本語コピーの入った広告バナーや、数字入りのインフォグラフィックが、チャット1往復で出てくる時代です。
本記事では、初めての人でも迷わない3ステップの手順から、コピペで使える用途別プロンプト10選、無料プランの制限、生成できない時の対処法、そして業務利用で必ず押さえるべき商用利用のルールまで、この1本で全体像がつかめるようにまとめました。
※ 本記事の情報は2026年8月2日時点の公式情報・公開情報に基づきます。ChatGPTのUIや制限値は頻繁に更新されるため、最新の仕様は必ずOpenAI公式の案内をご確認ください。
現場から見た画像生成|「外注していた画像」が社内で作れるようになった
研修やコンサルティングで多くの企業を支援していて実感するのは、画像生成が「面白いオモチャ」から「コスト削減の実弾」に変わったということです。以前は「ChatGPTで作った画像は文字がぐちゃぐちゃで結局使えない」という声が大半でした。ところがGPT Image 2以降、バナーのラフ案、提案書の図解、ECの商品イメージ、社内ポスターといった「文字とレイアウトが命」の画像が、実務に耐える品質で出てくるようになりました。
実際、弊社の支援先でも、これまでデザイン会社に1点数千円〜数万円で発注していたSNS用画像や資料用の図解を、担当者がChatGPTで内製する動きが急速に広がっています。もちろん、ブランドの根幹に関わるキービジュアルまでAIに置き換わるわけではありません。しかし、「量が必要で、スピードが命で、そこそこの品質でよい画像」――企業が日々消費する画像の大半はこの領域です。ここが変わるだけで、制作費と納期の景色は一変します。
まずは1枚、自分の業務で使う画像を作ってみてください。この記事は、その最初の1枚から商用利用のルールまでを一気通貫で案内するガイドです。
ChatGPTで画像生成する方法(3ステップ)
ChatGPTの画像生成に、特別なモード切り替えはほぼ不要です。「画像を作って」という意図が伝われば、ChatGPTが自動で画像生成に切り替わります。Web版・スマホアプリ共通で、手順は次の3ステップです。
STEP 1:ChatGPTを開き、チャット欄に「作りたい画像」を書く
ChatGPT(Web版またはスマホアプリ)にログインし、通常のチャットと同じ入力欄に、作りたい画像の内容を日本語で書きます。明示的に指定したい場合は、入力欄の「+」(ツール)メニューから「画像を作成する」を選ぶこともできます。
最初の1枚は、シンプルな指示で構いません。例えば次のような一文です。
PROMPTノートパソコンで作業するビジネスパーソンのフラットなイラストを作ってください。背景は白、色は青系でシンプルに。
STEP 2:生成された画像を確認する
送信すると、数十秒ほどで画像が生成されます。GPT Image 2は指示を「理解→計画→生成→自己検証」というステップで処理するため、単純な生成よりやや時間がかかりますが、そのぶん複雑な指示への追従性が高いのが特徴です。
STEP 3:チャットで修正指示を重ねて仕上げる
ここがChatGPTの画像生成の最大の強みです。生成された画像に対して、会話の流れのまま修正を指示できます。「背景をオフィスに変えて」「文字をもっと大きく」「同じテイストで縦長バージョンも」といった指示で、対象の画像だけを編集してくれます。完成した画像は、画像上のダウンロードボタンから保存できます。
また、手持ちの画像をアップロードして編集することもできます。クリップアイコンから写真や画像を添付し、「この写真の背景を白抜きにして」「この商品写真をカフェのテーブルに置いたシーンにして」と指示するだけです。ゼロから作るだけでなく「既存画像の加工」までチャットで完結する点は、業務利用で特に重宝します。
プロンプト例10選(用途別・そのままコピペOK)
画像生成の品質は、プロンプト(指示文)で大きく変わります。とはいえ難しく考える必要はなく、「①用途 ②被写体 ③スタイル ④入れたい文字 ⑤構図・比率」の5要素を意識するだけで、狙い通りの画像が出る確率が大きく上がります。以下、業務でよく使う10パターンを、そのままコピペで動く形で用意しました。【】内を自社の内容に差し替えてお使いください。
① 資料用:ビジネス図解・インフォグラフィック
PROMPT 01プレゼン資料用のインフォグラフィックを作成してください。
テーマ:【生成AI導入の3ステップ】
内容:「1. 現状把握」「2. パイロット導入」「3. 全社展開」の3段階を左から右への流れで図解
スタイル:フラットデザイン、白背景、メインカラーは青、日本語の文字はゴシック体ではっきりと
比率:16:9(スライド用)
② 資料用:プレゼンのキービジュアル
PROMPT 02プレゼン表紙用のキービジュアルを作成してください。
テーマ:【DXによる業務変革】
イメージ:近未来的なオフィスで人とAIが協働している抽象的なビジュアル
スタイル:洗練されたグラデーション、紺〜青系、文字は入れない
比率:16:9
③ EC用:商品の白背景(白抜き)画像
PROMPT 03添付した商品写真を、ECサイト掲載用に加工してください。
・背景を完全な白(#FFFFFF)に差し替え
・商品の形・色・質感は変えない
・自然な影を商品の下に少しだけ残す
・正方形(1:1)で出力
④ EC用:ライフスタイルシーン画像
PROMPT 04添付した商品写真をもとに、利用シーンのイメージ画像を作成してください。
シーン:【朝の明るいダイニングテーブルの上、コーヒーカップの隣に商品が置かれている】
スタイル:自然光、写真風、温かみのある色調
注意:商品のパッケージデザインとロゴは変更しない
比率:4:3
⑤ SNS用:Instagram告知画像(正方形)
PROMPT 05Instagram投稿用の告知画像を作成してください。
告知内容:【夏季限定セール 8/10〜8/16 全品20%OFF】
上記の日本語テキストを画像内に大きく、読みやすく配置
スタイル:夏らしい爽やかなデザイン、白と水色ベース、余白を活かしたモダンなレイアウト
比率:1:1
⑥ SNS用:X(旧Twitter)告知バナー(横長)
PROMPT 06X(旧Twitter)投稿用の告知バナーを作成してください。
告知内容:【無料ウェビナー開催|9/5(金)14:00〜 生成AI活用入門】
「無料」の文字を目立たせ、日時を正確に画像内に入れる
スタイル:ビジネス系、信頼感のある紺×白、講師の顔写真は入れない
比率:16:9
⑦ 広告用:日本語コピー入りバナー
PROMPT 07Web広告バナーを作成してください。
商品:【クラウド会計ソフト】
キャッチコピー:「経理の残業、今月でおわり。」(この日本語を一字も変えずに画像内へ)
CTAボタン:「無料で試す」
スタイル:清潔感のあるSaaS系デザイン、白背景+緑のアクセント
比率:16:9
⑧ イラスト:ブログ・記事のアイキャッチ
PROMPT 08ブログ記事のアイキャッチ用イラストを作成してください。
記事テーマ:【テレワークの生産性向上】
イメージ:自宅のデスクで快適に働く人物のフラットイラスト
スタイル:やわらかい配色、線は細め、人物の顔はシンプルに(特定の人物に似せない)
比率:16:9、文字は入れない
⑨ 写真風:Webサイト用のイメージ写真
PROMPT 09コーポレートサイトの「採用ページ」用イメージ写真を作成してください。
シーン:明るいオフィスで20〜30代の社員数名が和やかに打ち合わせしている様子
スタイル:自然光の入る実写風、被写界深度浅め、実在の人物や企業ロゴは含めない
比率:3:2
⑩ 図解:業務フロー図
PROMPT 10社内マニュアル用の業務フロー図を作成してください。
フロー:【問い合わせ受付 → 一次回答(AIチャットボット)→ 解決しない場合は担当者へエスカレーション → 回答 → クローズ】
各ステップを日本語ラベル付きのボックスと矢印で表現
スタイル:白背景、シンプルなフローチャート、メインカラーは緑
比率:16:9
10個に共通するポイントは、「文字を入れる場合は、入れたい文言を一字一句そのまま書く」ことと、「変えてほしくない要素(ロゴ・商品デザイン・コピー)を明示する」ことです。この2点を守るだけで、修正の往復回数が目に見えて減ります。
画像生成を使いこなすには、環境設定とプロンプトが重要です
カトルセのAI研修では、この2つをハイレベルにお伝えしています。自社の業務に合わせたプロンプト設計・トンマナの型づくりまで、実践形式で習得できます。
無料プランでどこまでできる?制限まとめ
ChatGPTの画像生成は、無料プランでも利用できます。GPT Image 2ベースの画像生成は全プランに開放されており、「まず試す」ハードルは非常に低くなっています。ただし、生成枚数には明確な差があります。
| プラン | 月額(目安) | 画像生成の上限(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 無料プラン | 0円 | 1日 2〜3枚程度 | 混雑時はさらに制限・低速化する場合あり |
| Plus | 20ドル | 3時間で40〜50枚程度 | 高解像度出力・優先処理。個人の業務利用の主力 |
| Pro | 200ドル | 実質ほぼ無制限 | ヘビーユーザー・制作業務向け |
| Business/Enterprise | 個別 | プランに準ずる | 管理機能・データ保護。企業導入はこちらが基本 |
注意点として、OpenAIは画像生成の正確な上限枚数を常時公開しているわけではありません。上の数値はコミュニティの報告や実際の利用感から見えてくる「目安」であり、サーバーの混雑状況や時期によって変動します。「昨日は3枚作れたのに今日は2枚で止まった」ということが普通に起こる、と理解しておくのが実務的です。
目安としては、「試す・学ぶ」なら無料で十分、「業務で毎日使う」ならPlus以上という線引きです。1日2〜3枚では、修正の往復をしているだけで上限に達してしまうため、バナーや資料画像を業務で作るならPlusが実質的なスタートラインになります。無料で使える生成AIツール全体の比較や課金判断の考え方は、別記事「無料で使える生成AI 10選|有料版との違いと課金すべきタイミング」で詳しく解説しています。
生成できない・拒否される時の対処法
「画像を作ってと頼んだのに生成されない」「ポリシー違反と言われた」――よくあるつまずきは、原因別に見ればほぼ4パターンに整理できます。
「本日の上限に達しました」と表示される
原因:回数制限。無料プランの上限(1日2〜3枚目安)に達しています。対処は「時間を置いてリセットを待つ」「有料プランへアップグレードする」の2択です。リセットのタイミングは明示されないことも多いため、業務で急ぐ場合はプラン変更が確実です。
「コンテンツポリシーに違反するため生成できません」と言われる
原因:ポリシー抵触。実在の人物(特に著名人)、著作権キャラクター、ブランドロゴ、暴力的・性的な表現などは生成が拒否されます。対処は表現の言い換えです。「〇〇(作品名)風」→「明るい水彩タッチのファンタジー風」のように、固有名詞を使わず特徴を言葉で描写するのが基本です。なお、固有名詞を避けても既存作品に酷似した画像が出ることはあり、その場合の権利リスクは後述の商用利用の章で解説します。
エラーになる・いつまでも生成が終わらない
原因:サーバー混雑・一時的な不具合。新機能公開直後や海外のピーク時間帯は失敗率が上がります。少し時間を置く、ブラウザを再読み込みする、新しいチャットで試す、で解消することがほとんどです。障害が疑われる場合はOpenAIのステータスページを確認しましょう。
生成はされるが、指示と違う画像が出てくる
原因:プロンプトの曖昧さ。「いい感じのバナー作って」では、AIの解釈次第の画像しか出ません。前章の5要素(用途・被写体・スタイル・文字・構図)を埋めて指示し直すか、「ここは良い、ここだけ変えて」と差分で修正指示を出すのが近道です。一度に全部を直そうとせず、1回の指示で1〜2点ずつ直すのがコツです。
商用利用はできる?ルールと注意点
業務利用を検討している方にとって、ここが最重要の章です。結論を先に整理します。
規約上のルール:生成画像はユーザーのもの
OpenAIの利用規約では、生成されたコンテンツ(アウトプット)に関する権利はユーザーに譲渡され、販売・広告・商品パッケージなどの商用利用も可能とされています。「Made with AI」のような表記義務も、現時点の規約では課されていません。この点で、ChatGPTの画像生成は商用利用のハードルが低いサービスだと言えます。
それでも残る3つのリスク
一方で、規約が許可しているのは「OpenAIとの関係」だけです。第三者との関係では、次の3つのリスクが利用者側に残ります。
| リスク | 典型例 | 実務上の対策 |
|---|---|---|
| 著作権侵害 | 既存のキャラクター・作品に酷似した画像を商用利用 | 固有名詞プロンプトを避け、出力が既存作品に似ていないか公開前に確認する |
| 商標・ロゴ | 他社ロゴやブランドデザインに似た要素が混入 | ロゴ・ブランド名は自社素材を合成し、AIには生成させない |
| 肖像権・パブリシティ権 | 実在の人物に似た顔が広告に使われる | 人物は「実在の人物に似せない」と明示指示。広告での人物画像は特に慎重に |
OpenAIの規約でも、出力の利用によって生じた問題の責任はユーザーが負う建て付けです。つまり「AIが勝手に似せた」は言い訳になりません。なお、Enterprise契約では、出力が第三者の知的財産権を侵害したとして請求を受けた場合の補償条項が用意されており、これが法人プランを選ぶ実務上の理由のひとつになっています。
日本法上の論点:AI生成画像に著作権はあるか
もうひとつ押さえておきたいのが、「自社が作ったAI画像は、著作権で守られるのか」という逆方向の論点です。日本の著作権法では、著作物は「思想又は感情を創作的に表現したもの」とされ、AIが自律的に生成しただけの画像は著作物として保護されない可能性があります。文化庁も「AIと著作権に関する考え方について」を公表していますが、判例の蓄積はまだ少なく、最終的には個別判断です。
実務的な帰結はシンプルで、①人間による構図指定・加工・編集を加えて創作性を残す、②商用利用する画像はプロンプトと編集履歴を保存しておく、の2点です。後から「誰が・どう作ったか」を説明できるようにしておくことが、攻め(権利主張)にも守り(侵害否定)にも効きます。
こうしたルールを個人の注意任せにせず組織として運用するには、社内ガイドラインの整備が近道です。具体的な作り方と雛形は「社内生成AIガイドラインの作り方|機密情報・禁止事項・プロンプトルールの雛形付き」にまとめています。
※ 本章は法的助言ではなく、2026年8月時点の公開情報に基づく一般的な解説です。重要な商用利用の判断にあたっては、弁護士など専門家への確認をおすすめします。
仕組み:使われているモデル「GPT Image 2」とは
2026年8月現在、ChatGPTの画像生成を支えているのはOpenAIの「GPT Image 2」(ChatGPT上の名称はChatGPT Images 2.0)です。要点は3行にまとめられます。
- 文字が描ける:画像内テキストの描画精度は文字単位で約99%。日本語を含む多言語のレンダリングに対応し、「文字入りの業務画像」を実用化した。
- 指示に忠実:推論アーキテクチャを画像生成に組み込み、「理解→計画→生成→自己検証」のステップで複雑な指示に追従する。
- 評価は歴代トップ級:ブラインド投票型のベンチマークLMArenaで、リリース直後に全カテゴリ1位を獲得。2位に大差をつけた。
なお、かつてChatGPTの画像生成を担っていたDALL-E 2/DALL-E 3は2026年5月に正式廃止され、OpenAIの画像生成はGPT Image系へ一本化されています。ベンチマーク数値の詳細、競合モデルとの性能比較、料金体系については「GPT Image 2(gpt-image-2)とは?使い方・料金・無料での試し方を解説」で深掘りしています。
Gemini・Copilotとの画像生成比較
「画像生成ならChatGPT一択か」と言うと、そうではありません。GoogleのGemini、MicrosoftのCopilotにもそれぞれ明確な強みがあり、用途で使い分けるのが2026年の実務です。
| ChatGPT(GPT Image 2) | Gemini(Nano Banana系) | Copilot | |
|---|---|---|---|
| 画像内の日本語テキスト | ◎ 最高水準 | ○ | ○ |
| フォトリアル表現 | ○ | ◎ 得意領域 | ○ |
| 無料枠の大きさ | △ 1日2〜3枚目安 | ◎ 比較的寛大 | ◎ 日次の無料枠あり |
| 出力の柔軟性 | ○ 9種類+カスタム比率 | ◎ 14種類の比率・最大4K・参照画像合成 | △ シンプル |
| 向いている用途 | バナー・資料・文字入り画像 | 写真品質の素材・大量生成 | Microsoft 365環境で手軽に |
ざっくり言えば、文字とレイアウトが主役ならChatGPT、写真品質と無料枠ならGemini、Office環境での手軽さならCopilotです。Geminiの画像生成は「Nano Banana」系モデル(品質重視のProと速度重視の2)が担っており、多彩なアスペクト比や複数の参照画像を組み合わせた合成に強みがあります。Copilotは、OpenAI系の画像モデルを無料枠付きで使える手軽さが魅力です。
テキスト対話・資料作成・検索なども含めた4大AIツールの総合比較は「ChatGPT・Claude・Gemini・Copilotを徹底比較!初心者にもわかるAIツールの選び方」をご覧ください。
【実践】提案書・企画書は「スライドごと画像生成」する時代へ
ここからは、弊社カトルセが実際に日々の業務で回している使い方――つまり一次情報をお伝えします。ChatGPTの画像生成がビジネスで最も真価を発揮するのは、バナーでも商品画像でもなく、提案書・企画書のスライド作成だというのが、使い込んだ上での結論です。
鍵は「一度の作り込み」で品質を固定化すること
この使い方の本質は、1枚ずつきれいな画像を出すことではありません。プロンプトと環境設定を一度しっかり作り込み、スライドのトンマナ(配色・フォント・レイアウト規則・図解の様式)を言語化して固定してしまうことです。この「型」さえできれば、実行するのが誰であっても、何度目であっても、同じトーン・同じ品質のスライドが再現されます。
これが意味するのは、資料デザインの属人化の解消です。「あの人が作る提案書はきれいだが、他のメンバーが作るとバラバラ」という、多くの会社が抱える問題が、型の共有だけで解決します。実際の進め方は次の4段階です。
- ① トンマナを定義する ―― 自社スライドの配色、フォントの雰囲気、余白の取り方、図解のスタイルを文章で定義し、共通プロンプトとして固める
- ② 構成をテキストで作る ―― スライド1枚ごとのタイトル・メッセージ・図解内容を、まずChatGPTとの対話でテキストとして固める
- ③ スライドを連続生成する ―― ①の型+②の構成を渡して、スライド画像を一括生成する
- ④ 微修正して仕上げる ―― 気になる箇所だけ差分指示で直す。ゼロから作らないので、修正も速い
出力枚数の壁は「Codex」で超える
実務で使うと突き当たるのが連続出力の上限です。2026年8月時点、ChatGPTのチャット上では1回の指示で連続生成できるのは10枚までというのが弊社の検証結果です。10枚あれば短い提案書は1回で出せますが、本格的な企画書には足りません。
そこで弊社が使っているのが、有料プランで利用できるCodex経由での生成です。Codexにスライド生成の処理を任せると、50枚規模の資料でも一度の指示で連続出力できます。提案書1冊分が、指示を出して待つだけで揃う――ここまで来ると、資料作成の工程そのものが別物になります。Codexの導入方法や料金は「Codex導入〜活用ガイド」「Codex料金完全ガイド2026年版」で詳しく解説しています。
効果は「作る時間」ではなく「考える時間」に現れる
資料作成の時間が圧倒的に短縮されると何が起きるか。空いた時間で、提案の中身を練る、顧客理解を深める、商談の準備をする――本来価値を生むタスクに集中できるようになり、結果として仕事全体のスピードが上がります。「スライドの見た目を整える残業」が消えることの効果は、削減された時間の数字以上に大きい、というのが現場の実感です。
提案書の品質を組織で標準化する考え方は「トップ営業の思考をAIで標準化する方法」で、生成AIによる資料作成で実際に顧客から高い評価を得た事例は「生成AIで実現した高品質な資料作成」で、それぞれ詳しく紹介しています。
「型」の作り込みは、自社だけでやると遠回りになります
環境設定・プロンプト設計・トンマナの言語化まで、カトルセのAI研修で実際に使っている手順をそのままお伝えします。まずは30分の無料相談で、自社の適用範囲を整理しませんか。
社内で画像生成AIを業務活用するには
ここまで読んで「自社でも使えそうだ」と感じた方に、業務活用を定着させるための現実的なステップをお伝えします。研修の現場で見てきた成功パターンは、共通して次の3段階を踏んでいます。
- STEP 1:範囲を決めて小さく始める ―― まずはSNS画像・社内資料の図解など「失敗してもダメージの小さい用途」から。担当者1〜2名で1ヶ月試すだけで、自社に合う用途と合わない用途が見えてきます。
- STEP 2:ルールを整える ―― 商用利用の章で見たとおり、画像生成は「使えるか」より「安全に使えるか」が定着の分かれ目です。利用可能な用途、禁止プロンプト、公開前チェックの担当を明文化します。
- STEP 3:全社に展開し、プロンプトを資産化する ―― うまくいったプロンプトを社内テンプレートとして共有すれば、デザイン経験のない社員でも一定品質の画像を再現できます。属人化させないことが内製化のゴールです。
実際の企業でGPT Image 2がどう使われているか――広告バナー、EC画像の量産パイプライン、提案書の図解など具体的な事例は「ChatGPTの画像生成が異次元に進化|GPT Image 2の活用方法・事例を完全解説」で紹介しています。
カトルセでは、画像生成を含む法人向け生成AI研修で「明日から使えるプロンプト設計」を実践形式でお伝えしているほか、AI顧問としてガイドライン整備から社内定着までの伴走支援も行っています。「何から始めればいいか」の段階からご相談いただけます。
まとめ|最初の1枚を、今日作ってみる
本記事の要点を振り返ります。
- 使い方は3ステップ:チャットに日本語で指示→生成→対話で修正。特別な設定は不要
- プロンプトは5要素:用途・被写体・スタイル・文字・構図を書けば精度が跳ね上がる
- 無料は1日2〜3枚目安:試すには十分、業務で使うならPlus以上が現実的
- 商用利用は規約上OK:ただし著作権・商標・肖像権の管理は利用者の責任。社内ルールとセットで
- 使い分けが実務の正解:文字入り画像はChatGPT、フォトリアルと無料枠はGemini
- 最大の効果はスライド生成:型を一度作り込めば提案書・企画書を誰でも同じ品質で量産できる。Codexなら50枚規模の連続出力も
まずは本記事のプロンプト10選から1つ選び、【】の中身を自分の業務に差し替えて送信してみてください。数十秒後に出てくる1枚が、御社の画像制作の景色を変える最初の1枚になるかもしれません。
※ 本記事は2026年8月2日時点の公開情報に基づく参考情報です。ChatGPT、GPT Image 2、Gemini、Copilotをはじめ各サービス名は、それぞれの提供元の商標または登録商標です。料金・制限値・機能は変更される可能性があるため、利用前に必ず各サービスの公式サイトの最新情報をご確認ください。
ChatGPTの画像生成に関するよくある質問
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