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レガシーシステム刷新を生成AIで進める手順:VB.NET・Access・古い社内アプリを止めずに置き換える

公開日 / 読了時間 約13分 / 執筆 代表取締役 橋本 / カテゴリ 専門家解説
レガシーシステム刷新、生成AIで止めずに進める。VB.NET・Access・Excelマクロ。AIで読む・確かめる、1画面ずつ移行、旧システムと並行運用
TL;DR / この記事の要点
  • 古いシステムの刷新で生成AIがいちばん効くのは、コードを「書く」より「読む・確かめる」工程です。現行コードの読み解き、仕様の書き起こし、影響範囲の調査、今の動きを固定するテストがそれにあたります。
  • 作り直す前に、「捨てる機能」と「残す振る舞い」を決めます。ここは業務を知る人の仕事で、AIには任せられません。
  • 一気に切り替えず、旧システムと並行で動かしながら、1画面・1拠点ずつ置き換えます。旧い画面はすぐ消さず、入口から外すだけにして戻せるようにしておきます。

「20年、30年使ってきた社内のシステムを作り直したい。AIで速く作れると聞いたが、どこから手を付ければいいのか」。2026年の夏から秋にかけて、製造業や卸売業の情報システム部門・製造技術部門の方から、この相談が目に見えて増えました。

VB.NET や Access、Excel のマクロで作られたシステムは、今も多くの会社で毎日動いています。困っているのは、古いことそのものより、仕様書が無い、作った人がもういない、どこを直すと何が壊れるか分からないことです。この記事では、そうしたシステムを生成AIを使って作り直すときの進め方を、商談で伺った現場の声とカトルセ自身の社内システムの移行の経験から整理します。

AIを使った開発全般(ツールの比べ方や工程ごとの短縮の目安)はAI駆動開発の解説記事にまとめています。ここでは「仕様書の無い古いシステムを、止めずに、どの順で置き換えるか」に絞ります。

1. 結論:AIで速くなるのは「書く」より「読む・確かめる」

刷新が遅れる本当の理由は、新しいコードを書く時間ではありません。多くの場合、時間を食っているのは次の3つです。

  • 今のシステムが何をしているかが分からない(仕様書が無い、あっても古い)
  • 聞ける人がいない(作った人が退職した、作った会社が撤退した)
  • 直したときにどこへ影響するかが分からない(だから怖くて触れない)

カトルセが最近お会いした食品の卸売の会社(グループ数社)では、AIのコーディングツールを入れて、コーディングの工数は約3割減ったが、影響範囲の調査に約2倍の手間がかかっているという声を伺いました。書く速さだけを上げても、刷新全体は速くならない、という分かりやすい例です。

逆に言えば、生成AIを「読む・調べる・確かめる」に使うと、刷新でいちばん重い部分が軽くなります。数十万行のコードを人が端から読むのは現実的ではありませんが、AIなら画面ごと・機能ごとに「何をしているか」の下書きを短時間で出せます。それを業務担当が直していくほうが、白紙から仕様書を書くよりずっと速く進みます。

刷新の最初の成果物は、新しい画面ではなく「今のシステムの説明書」です。

2. いま刷新が急がれる理由:Windows と .NET の期限を整理する

「古いから作り直す」の前に、自社のシステムがどの期限に関係するかを確かめておきます。2026年10月時点で、Microsoft の公式ページで確認できた期限は次のとおりです。

対象期限・方針刷新で考えること
Windows 72020年1月14日にセキュリティ更新とテクニカルサポートが終了まだ Windows 7 前提の端末や周辺機器が残っていれば、最優先で洗い出す
Windows 102025年10月14日にサポート終了。法人向けには有償の延長セキュリティ更新(ESU)プログラムがあるESU は一時しのぎ。期間・費用は Microsoft の法人向けの案内で確認を
.NET Framework 4.8.1最新版。サポートされている Windows に入っている限りサポートされる(4.5.2以降は Windows の部品として扱われる)期限は「入っている Windows の期限」と同じ。.NET Framework だけを理由に慌てる必要はない
.NET Framework 3.5 SP12029年1月9日にサポート終了3.5 のまま動いているアプリは、ここが区切り
.NET 8(LTS)・.NET 92026年11月10日にサポート終了一度移行したアプリも、来月で期限。.NET 10 への更新が必要
.NET 10(LTS)2028年11月14日までサポート今から作り直すなら、ここが土台の候補

※ 出典:Windows 7 のサポート終了、Windows 10 のサポート終了、.NET Framework のサポートポリシー、.NET のサポートポリシー(いずれも Microsoft)。

VB.NET は「使えなくなる」わけではない

よく誤解されますが、VB.NET(Visual Basic)で書いたアプリが、ある日突然動かなくなるわけではありません。.NET Framework 4.8.1 は、サポートされている Windows に入っている限りサポートが続きます(Microsoft の .NET Framework サポートポリシー)。つまり、急ぐべき理由は言語そのものより、動いている Windows の期限や、作った人・仕様書がいないことにあると考えるのが実態に近いでしょう。

問題になるのは言語より、周りの環境です。古い Windows でしか動かない部品、作った人しか分からない設定、Web から使えない画面。刷新を急ぐ理由は、たいていここにあります。数年前に「2025年の崖」という言葉が広まったのも、古いシステムが中身の分からないまま残ることが、事業の足かせになるという問題意識からでした。

カトルセが伺った食品の卸売の会社でも、受発注から物流・請求までを担う基幹システムは VB.NET で作られ、一部は Windows 7 を前提にしていました。今期から3年の計画で刷新を始めたところです。

3. 現場で聞く「作り直したい」の中身(2026年夏〜秋の商談から)

カトルセが最近お会いした企業で伺った声を、業種と規模だけにしてまとめます。

  • 上場の製造業(製造技術部門)約30年使っている社内の Windows アプリ(工程の進捗管理)を作り直したい。あわせて、不具合のデータの整理にも AI を使いたい。
  • 食品の卸売(グループ数社)受発注から物流・請求までの基幹は VB.NET。自社開発が基本で、業務の流れを棚卸ししてから組み直す方針。新しい取引先ごとの個別開発に、最短でも2か月ほどかかる。
  • 専門サービス業(中堅)Access で作ったシステムを、作った会社が撤退して誰も中身が分からない。AI でコードを読み解いて改修できないか。
  • 多くの工場を持つ製造業(大手)基幹は導入から25年以上。AI とつながりにくく、入力は手作業。過去に基幹の一元化を試みたが実現できていない。
  • 製造業(生産管理)生産管理システムから出した CSV を Excel のマクロで集計する作業が1日約1時間あり、担当は1人だけ。若手への引き継ぎが課題。
  • 製造業(設計部門)生産管理系のシステムを役員1人が保守している。刷新と AI の活用を考えたい。

並べてみると、共通点は3つです。

  1. 仕様が人の頭の中にしか無い。書かれた仕様書より、毎日使っている人の手順のほうが正しい。
  2. 作った会社・人がいない、または1人しかいない。聞ける相手がいないので、触るのが怖い。
  3. 一度、全面刷新で止まっている。大きく計画して、途中で頓挫した経験がある。

3つ目は特に大事です。「今度こそ全部まとめて作り直す」計画は、同じ理由でまた止まりがちです。だからこの記事では、小さく切り出して、旧と並行で置き換える進め方をおすすめします。

4. 生成AIが効く工程・効かない工程(旧システム版)

AIが得意な工程と人が決める工程の図。AIが支援しやすいのは、コード・仕様の読解と要約、画面・帳票の構成分析、テストケースの生成、重複チェック・比較、FAQ・ナレッジ検索、移行のたたき台作成。人が判断すべきなのは、業務ルールの決定、例外処理の方針、受入基準の決定、リリース時期の判断、最終承認、ユーザーへの説明・合意
FIG.1 AIが得意な工程と、人が決める工程
区分工程ポイント
効く現行コードから仕様書・画面一覧・帳票一覧・DB の定義を書き起こす下書きはAI、正誤の確認は業務担当。白紙から書くより速い
効く呼び出し関係と影響範囲の洗い出し「この項目を変えたら、どの画面と帳票に響くか」を先に調べさせる
効く今の入力と出力を記録し、「新しい仕組みでも同じ結果になるか」を確かめるテスト刷新の安全網。ここをAIで厚くするのがいちばん効く
効くデータ移行のスクリプトと、移行前後の突合チェック件数・合計額が合っているかを自動で確かめる
効くVB.NET・VBA・Access のクエリを読める形に直すExcel マクロの読み解きはChatGPT×Excel の記事も参考に
効かない何を残し、何を捨てるかの業務判断使っている人と決める。AIは材料を並べるまで
効かないコードに書かれていない運用ルール「月末だけこの順で押す」のような暗黙の手順は、聞き取るしかない
効かない古い Windows 前提の周辺機器・ドライバ機器の更新や代わりの手段は、別に検討が要る
効かない取引先ごとの特例が今も必要かどうか営業・取引先と確認する。AIは特例の一覧を出すまで

工程ごとにどのくらい短くなるかの目安は、AI駆動開発の記事の表をご覧ください。旧システムの刷新は、新規開発より短縮の幅が小さくなりがちです。理由は上の「効かない」側、つまり人が決めることの比重が大きいからです。

5. 進め方5ステップ:止めずに置き換える

レガシー刷新を止めずに進める5ステップの図。1 棚卸し(VB.NET・Access・Excelマクロなど現行資産を整理)、2 仕様化(AIが読み取り業務仕様を整理)、3 テスト準備(テストケースを生成し旧新の動作を比較)、4 1画面ずつWeb化、5 段階切替(並行運用でいつでも戻せる設計)
FIG.2 レガシー刷新を止めずに進める5ステップ
  1. 棚卸し:誰が・どの画面と帳票を・いつ使っているか画面と帳票の一覧を作り、使っている部署と頻度を書き込みます。何年も開かれていない機能が必ず見つかります。それは作り直さない候補です。
  2. 現行を文書にするAIが効くAIにコードを読ませて、画面ごと・機能ごとの説明の下書きを作り、業務担当が直します。あわせて、AIに渡す指示書(開発の前提やルールをまとめた文書)を用意し、「この項目は2か所で計算しているので両方直す」のような落とし穴を見つけるたびに書き足していきます。
  3. 今の振る舞いを固定するAIが効く代表的な入力と、そのときの出力(画面の値・帳票・CSV)を記録し、新しい仕組みでも同じ結果になるかを自動で確かめられるようにします。これが刷新の安全網です。
  4. 小さく切り出してWeb化するAIが効く1画面、1工場、1営業所から始めます。旧システムは止めずに並行で動かし、結果を見比べます。うまくいかなければ旧に戻れる状態を保ちます。
  5. 切り替えて、旧を退役させる新しい画面に移ったら、旧い画面はすぐには消さず、メニューや入口から外すだけにします。しばらく問題が出ないことを確かめてから片付けます。

カトルセの社内の業務システムでも、同じ順で移した

この進め方は、カトルセ自身が社内の業務システムを移したときのやり方でもあります。

  • 並行運用:以前は別のツールと表計算で日々の入力をしており、社内の業務システムは、そのデータを取り込んで分析するだけの画面だった時期があります。いきなり入力先を切り替えず、分析から使い始め、日常の入力を少しずつ移しました。
  • 戻せる地点を作る:大きく作り替える前に、その時点の設計を文書に残し、いつでも元に戻せる地点を用意してから手を付けました。
  • 旧い画面はすぐ消さない:機能を置き換えても、旧い画面はメニューから外すだけにしています。何かあればすぐ戻せます。
  • AI向けの指示書に過去の事故を書き足す:「この規則は2か所にあるので必ず両方直す」「このボタンはこう書くと動かない」など、一度起きた不具合を AI に渡す指示書に書き足しています。AIは同じ失敗を繰り返しにくくなり、新しく入った人も同じ文書で前提をつかめます。

どれも特別な技術ではありません。ただ、旧いものを一度に消さないという決まりを守るだけで、刷新の怖さはかなり減ります。

6. 全部作り直すか、AIを外付けするか:3つの選択肢

「作り直す」だけが答えではありません。期限・業務の変化・予算・社内の開発者の数によって、向いている選択肢が変わります。

レガシー刷新の3つの進め方の比較図。1 全面刷新(ゼロから作り直し)、2 段階置き換え(1画面・1業務から)、3 外付けAI活用(今のシステムはそのままAIで業務を強化)。それぞれの向いているケース・メリット・注意点。共通して重要なのは、まずは小さく戻せる形で試すこと
FIG.3 レガシー刷新の3つの進め方
選択肢向いている条件リスク最初の一歩
① 全面刷新業務そのものが大きく変わる。動いている環境の期限が近い。予算と体制がある長期化しやすく、途中で止まると何も残らない棚卸しと現行の文書化だけ先に終わらせる
② 段階的な置き換え業務の大筋は変わらない。社内に開発者が少しいる旧と新の二重運用の期間が延びる使う人が多く、困りごとの大きい1画面を選ぶ
③ 現行は残して、AI・RPAを外付け基幹そのものは当面困っていない。入力や集計の手作業が重い古い部分の期限は解決しない手入力・転記の多い作業を1つ選び、外側で自動化する

多くの工場を持つ製造業の会社では、基幹を高額で改修するより、AIの機能を組み込んだ仕組みを自社で作り、まず1営業所・1工場で小さく試す進め方をご提案しました。基幹の一元化で一度止まった経験がある会社ほど、③から入って成果を見せ、②へ広げるほうが社内の合意も取りやすくなります。

API の無い古いシステム同士をつなぐ方法は、RPAとAIエージェントの比較記事で詳しく扱っています。

7. 内製で進めるときのつまずきどころ

影響範囲の調査を、最初にAIへ任せる

1章の「調査に約2倍」の話のとおり、内製の刷新で詰まるのはたいてい調査です。改修のたびに、まず AI に「この変更はどこに響くか」を洗い出させ、その結果を文書として残しておきます。2回目からは、残した文書を AI に読ませれば調査が速くなります。調査結果を使い捨てにしないことがコツです。

取引先ごとの個別開発は、共通と差分に分ける

食品の卸売の会社では、新しい取引先ごとに個別の開発が要り、最短でも2か月ほどかかるとのことでした。取引先から「来月から始めたい」と言われても間に合いません。刷新の機会に、どの取引先にも共通する部分と、取引先ごとの差分を分けて「型」にすると、新しい取引先の立ち上げが設定と小さな追加で済むようになります。既存の個別対応をAIに読ませて、共通部分を見つけるところから始めるのが近道です。

作った会社がいないシステムは、契約書を先に確かめる

Access のシステムを作った会社が撤退した専門サービス業の会社からは、「AIでコードを解析・改修してよいのか」という質問をいただきました。まずは開発時の契約書で、ソースコードの権利がどちらにあるか、改変してよいかを確かめてください。判断が難しい場合は、法務の担当者や専門家にご相談ください。

業務を知る人を「仕様の正本」にする

コードより正しいのは、毎日使っている人の手順です。業務を知る人が、AIの書いた説明を直し、何を残すかを決める役になります。業務側からこの役を担う人の育て方は業務側FDEの記事で解説しています。

内製の相手は、外注ではなく「社内の小さな成功」

食品関連の会社のDX推進室では、エンジニア2名が AI を使って社内の簡易ツールを作り始めていました。刷新は数年先ですが、こうした小さな内製の経験が、刷新のときに「自分たちで読める・直せる」力になります。大きな計画の前に、小さく作って社内に経験を残しておくことをおすすめします。

8. カトルセが手伝える範囲

最初にお伝えしておくと、カトルセは基幹システムのフルスクラッチ開発・常駐・大規模な人月提供はお受けしていません。刷新は御社が主導し、カトルセは調査・文書化・最初の1画面・開発の標準づくり・伴走を支援する、という形です。

カトルセが支援できること
  • 研修:生成AI×開発実務研修(要件整理と仕様ドキュメント化、プロトタイプ構築、テスト・レビュー、障害対応まで)と、AI駆動開発の内製化支援研修(ドキュメント駆動とハーネス駆動で、AI開発を社内で再現できる標準にする。初級10時間・中級10時間)。
  • 顧問:AI顧問として刷新の前の現状把握や進め方の判断に伴走します。HPでご紹介している中小規模の物流会社の事例では、物流システムの老朽化とメンテナンスコストの増加に対し、現状把握・対策立案・ツールやベンダーの選定を支援し、システム刷新とメンテナンスコストの削減につなげました。
  • 開発:生成AI開発は、相談(60分)→要件整理(2〜3週)→検証(3〜6週)→開発・本番化(2〜4ヶ月)の段階で進めます。納品物は要件定義書・AI向け指示書・テスト観点表・運用手順書で、ブラックボックスにはしません。

研修は、職種別AI研修シリーズ(全9講座・各11時間)。受講料は全講座共通で1名あたり36万円(税抜)。ライブ形式(対面/オンライン同時双方向)のため人材開発支援助成金の活用をご検討いただけます。支給の可否は都道府県労働局の審査で決まります。申請手続きは社会保険労務士の独占業務のため、必要な場合は提携社労士をご紹介します。

古い社内アプリを Web の画面に置き換えるイメージは、無料相談でデモをお見せできます。「まず何から調べればいいか」の段階でも、お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

VB.NETのアプリは今すぐ作り直さないと動かなくなりますか?

すぐに動かなくなるわけではありません。VB.NETで作ったアプリの多くが動いている .NET Framework 4.8.1 はサポートされている Windows に入っている限りサポートされます。急ぐべきかどうかは、言語よりも、動いている Windows や周辺機器の期限、作った人がいるかどうかで判断してください。

仕様書もソースの説明も無いシステムでもAIで読めますか?

ソースコードがあれば、画面ごと・機能ごとの説明の下書きをAIで作れます。ただし、コードに書かれていない運用ルールや、なぜそうしているかの理由はAIには分かりません。下書きを業務担当が直す前提で進めてください。

Accessのシステムを作った会社がもうありません。AIで改修してよいですか?

まず開発時の契約書で、ソースコードの権利がどちらにあるか、改変してよいかを確かめてください。判断が難しい場合は、法務の担当者や専門家にご相談ください。権利の確認ができれば、AIでコードを読み解いて構造を整理するところから始められます。

開発者が2〜3人しかいなくても内製で刷新できますか?

全面刷新を一度に進めるのは難しいですが、1画面・1拠点ずつ旧システムと並行で置き換える進め方なら現実的です。AIには現行の読み解き・影響範囲の調査・テストを任せ、人は何を残すかの判断と確認に集中します。

どこまでカトルセに頼めますか?

刷新は御社が主導し、カトルセは調査・文書化・最初の1画面・開発の標準づくり・伴走を支援します。基幹システムのフルスクラッチ開発・常駐・大規模な人月提供はお受けしていません。研修・AI顧問・生成AI開発を組み合わせてご提案します。

まとめ ── 新しい画面より先に、今のシステムの説明書を

  1. AIが効くのは「読む・確かめる」。現行の読み解き、仕様の書き起こし、影響範囲の調査、今の動きを固定するテストに使います。
  2. 期限は「言語」より「環境」で見る。Windows 10 は2025年10月14日にサポート終了、.NET 8・9 は2026年11月10日まで。.NET Framework 4.8.1 は Windows の期限に従います。
  3. 残す・捨てるは人が決める。業務を知る人を仕様の正本にします。
  4. 止めずに置き換える。1画面・1拠点から旧と並行で動かし、旧い画面はすぐ消さず入口から外すだけにします。

社内で AI をどこまで使えているかの現在地は、生成AI活用レベル診断(無料・10問)で確かめられます。刷新の体制を考える前の材料にどうぞ。

参考

  1. Microsoft:Windows 7 のサポート終了
  2. Microsoft:Windows 10 のサポート終了
  3. Microsoft:.NET Framework official support policy
  4. Microsoft:.NET and .NET Core official support policy

※ 本記事は2026年10月24日時点で確認した情報にもとづいています。Windows・.NET の期限は上記の Microsoft の公式ページで確認しました(確認日:2026年10月24日)。延長セキュリティ更新(ESU)の期間・費用・条件は契約形態によって異なるため、Microsoft の法人向けの案内をご確認ください。商談で伺った内容は、企業が特定されないよう業種と規模だけにし、数字は丸めています。本記事は法的な助言ではありません。本記事に登場する製品名・サービス名は、それぞれの提供元の商標または登録商標です。

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SUPERVISOR / 監修者

この記事の監修者

K.H

橋本 健太郎

株式会社カトルセ 代表取締役

生成AI研修・AI開発・AI顧問・PM/PMO支援を提供。累計2,000名以上のAI研修を支援し、大手企業の生成AI活用、ローカルLLM/RAG/AIエージェント導入、業務改善プロジェクトに携わる。実務に直結する「使えるAI活用」を一貫して伝えている。