Copilotの使用量ベース課金とは|追加請求を防ぐ上限の決め方と、管理者が先に確認すること【2026年11月】
- Copilotの料金は、日常の利用をまかなうユーザーごとの定額ライセンスと、Cowork・Code・Autopilotなど長く動く高度な機能で使うCopilotクレジット(使った分の課金)の2本立てになりました。
- 大企業向けの契約は、管理者が支出ポリシーを作るまで使用量ベース課金はオフです。一方Copilot Businessは、販売パートナー(CSP)経由の2026年12月1日以降の新規購入から既定でオンになり、既定の上限は1人あたり月4,000クレジットです(Microsoftのパートナー向け公式案内)。
- 支出ポリシーは予算であると同時に「使える人の名簿」です。上限を下げるより先に、対象のグループを絞る・新しいサービスの自動適用を切ることが、知らないうちの請求を防ぐ近道です。
- カトルセが勧めているのは、試す人のグループだけを対象にして1か月回し、消費を見てから広げる順番です。これは商談で提案している進め方で、効果を測った実績ではありません。
2026年9月、MicrosoftはCopilotの料金の考え方を変えました。「1ユーザーあたり月額いくら」に加えて、長い時間動くエージェントや新しいモデルは、使った分だけCopilotクレジットで払う形になります。報道では「既定でオンになる」日付や上限の金額が、媒体によって割れています。
この記事は、Microsoft 365 Copilot、特に中小向けのCopilot Businessを使う会社の管理者が、知らないうちに請求が増えないように先に確かめることを、Microsoftの公式文書で確認できた範囲だけでまとめたものです。報道の数字は載せていません。Copilotの導入と定着の進め方はMicrosoft 365 Copilot 導入完全ガイドに、無償版でできることはCopilot無料版でできる業務10選に、Copilot Studioの料金と他のツールとの比較はCopilot Studio・Dify・ChatGPTの違いに書きました。ここでは課金と管理の話に絞ります。
1. 結論:上限より先に「使える人」を決める
使用量ベース課金の機能は、管理センターの支出ポリシー(対象の人・使わせる機能・月の上限・通知・請求先を決めるもの)で管理します。大事なのは、Microsoftが公式文書で「支出ポリシーは予算であるだけでなく、アクセスの制御でもある」と書いていることです。ポリシーの対象に入っている人は、上限まで機能を使えます。使わせたくない人は、上限を下げるのではなく、ポリシーの対象から外すよう案内されています。
そのため、管理者が先に決めるのは次の3つです。
- 誰に使わせるか:全員ではなく、試す人のグループを決める。
- 何を使わせるか:Cowork、Autopilotなど、対象の機能を選ぶ。今後追加される機能が自動で入る設定(既定でオン)を切るかどうかも決める。
- いくらまでか:人数×1人あたりの上限から、ポリシー全体の月の上限を逆算する。
2. 商談で聞く、Copilotのライセンスの実情
使用量ベース課金の機能は、有償のCopilotライセンスを持つ人が使う前提です。では、有償版はどのくらい配られているのか。カトルセが2026年7月以降の商談で聞いたCopilotのライセンスと費用の話を、業種と規模だけにして並べます。
| 業種・規模 | 商談で聞いた様子 |
|---|---|
| 医薬品メーカー(100〜299名) | 全社は無償版が基本で、公認のAIはCopilotだけ。社内勉強会の参加者にだけ有償版を付与している。有償版の費用は「そこそこ高いので悩む」。 |
| 商社・問屋(101〜500名) | 無償版は全員、有償版はよく使う人だけ。利用率は6割未満で、エージェントを作れるのはごく一部。 |
| 総合建設(5,000名以上) | 有償版と無償版が混在し、現場はほぼ無償版。有償版を前提に作っても、現場で使えない。 |
| 公益財団法人(産業支援) | 10月からCopilot Businessを中心メンバー10名で試し、効果を確かめてから広げる計画。 |
| 小売・サービス業のグループ会社(システム部門) | 有償版は申請すれば使えるが月額がかかり、「その金額に見合う業務か」が論点になっている。 |
| 食品の卸・加工(DX推進部門) | 従業員の9割超が無償版だけ。別のクラウドAIサービスの従量課金で想定外の高額な利用料が出た経験があり、従量課金には制限の設計が要ると考えている(設備工事の会社からも、従量課金でコストが青天井になる心配を聞いた)。 |
2026年10月末までの商談で、Copilotの使用量ベース課金そのものを相談されたことはまだありません。ただ、有償版を一部の人にだけ配っている会社が多いので、使用量ベース課金で「誰に使わせるか」を決める範囲は思ったより狭く済みます。一方で、別のサービスの従量課金で痛い目を見た会社もあります。Copilotでは使い始める前に、上限と通知を決めておくのが安全です。
3. 仕組み:定額のライセンスと、使った分のCopilotクレジットの2本立て

Microsoftは公式文書で、AIの仕事を2つに分けています。会議の要約や文書の下書きのような日常のAIと、Cowork、Code、Autopilotのように長い時間をかけて任せる高度なAIです。払い方もそれぞれ違います(ユーザーサブスクリプションライセンスと使用量ベースの課金)。
| 区分 | 含まれるもの(公式文書の記載) | 払い方 |
|---|---|---|
| ユーザーごとの定額ライセンス | チャット、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・TeamsのCopilot、モデルを自動で選ぶ既定のモード(Auto)。モデルを選ぶこともでき、一部のモデルは利用の上限付きで含まれる | 1ユーザーあたりの月額(定額) |
| 使用量ベースの課金 | Cowork、Code、Autopilot、SharePointなどの新しい高度な機能、新しいフロンティアモデル | 使った分のCopilotクレジット。定額ライセンスを持っていることが前提 |
2026年10月30日更新の管理者向けの公式文書で、管理センターの「Cost Management」で管理する対象として挙がっているのは、Cowork、SharePointとOneDriveの高度な機能、Work IQ API、Copilot Managed Runtime、Teams Phone Agent、Codeです。日本語のCopilot Businessの価格ページのよくある質問では、従量課金の対象として「Copilot Cowork、Copilot Code、Copilot Autopilot、Work IQ APIなど」が挙がり、今後増える可能性があると書かれています。
あわせて知っておきたいのが、日常のAIの側にも利用の上限が設けられる予定だという点です。Microsoftは、上限に近づくと画面で知らせ、上限に達したら「Copilot クレジットを使って続ける」か「Autoに戻して続ける」かを選べるようにすると説明しています(公式文書では「近日対応」)。よく使う人がクレジットを使い始める入口が、高度な機能のほかにもう1つできるということです。
なお、次の2つは別の仕組みの従量課金で、この記事の支出ポリシーとは管理する場所が違います。
- 無償版(Copilot Chat)で社内データを使うエージェント、SharePointエージェント:Copilotの従量課金サービスとして管理します。公式文書では既定でオフです。無償版での使い方はCopilot無料版でできる業務10選をご覧ください。
- Copilot Studioのエージェント:従来どおりPower Platform管理センターで管理します。Microsoft 365管理センター側で管理するのは任意で、ポリシーを作った範囲だけが切り替わります。料金の形はCopilot Studioで市民開発を始めるの8章にまとめています。
参考までに、Copilot Businessの定額部分は、日本の価格ページで1ユーザーあたり月¥3,148相当(年払い・税別)です。2026年12月31日までは初年度の割引で¥2,698相当、月払いは¥3,778と書かれています(いずれも2026年10月31日確認)。価格ページの注記には「一部のAIエクスペリエンスでは従量課金が適用され、ライセンス料金とは別に、利用状況に応じた料金が発生する場合があります」とあります。
4. Autopilotとは:公式で分かっていること・まだ分からないこと
報道で「Autopilot」と呼ばれているのは、Microsoftの正式な呼び名ではCopilot Autopilotです。Microsoftはパートナー向けの案内(2026年9月25日)で、新しいCopilotを「Home」「Code」「Autopilot」の3つを1つにしたものと説明し、Autopilotを「クラウドで動き続け、先回りして動く、個人用のエージェント」と紹介しています。提供はFrontierプログラム(新機能を早く試せる枠)を通じて順に始まる、とされています。
| 項目 | 公式で確認できたこと(2026年10月31日時点) |
|---|---|
| どんなものか | クラウド上で動き続ける、個人用のエージェント(パートナー向けの公式案内) |
| 課金 | 使用量ベースの課金(Copilotクレジット)の対象。Copilot Businessの価格ページでは、どのプランでも「従量課金制」と表示 |
| 管理センターでの管理 | 「Cost Management」の対象一覧(2026年10月30日更新)にはまだ載っていない。Autopilot専用の管理者向け文書も、今回は見つからなかった |
ここで効いてくるのが、支出ポリシーの「新しいサービスの自動適用」です。この設定は既定でオンで、オンのままだと、今後Microsoftが対象に加えた機能やエージェントが、既存の支出ポリシーに自動で入ります。全員を対象にしたポリシーで自動適用がオンのままなら、Autopilotが管理の対象に加わった時点で、全員が使える状態になりえます。新しい機能は中身を確かめてから足すと決めるなら、自動適用は今のうちにオフにしておきます。
なお、Windowsの端末を初期設定する「Windows Autopilot」とは別のものです。社内では「Copilot Autopilot」と呼び分けると混乱しません。
5. 既定でオンになるのはどの契約か
「既定でオン」かどうかは、契約の形で違います。公式で確認できたことと、できなかったことを分けて書きます。
| 契約の形 | 既定の状態 | 確認できた出典・注意 |
|---|---|---|
| 大企業向けの契約 | 管理者が支出ポリシーを作るまで、使用量ベース課金の機能はオフ。それまで請求はない | Microsoftの公式ブログ(2026年9月25日) |
| Copilot Businessを販売パートナー(CSP)経由で新規購入(2026年12月1日以降) | 使用量ベース課金が既定でオン。請求方法は従量課金が既定で、必要なAzureの設定も含まれる。既定の上限は1人あたり月4,000クレジットで、管理者が変更できる | Microsoftのパートナー向け公式案内(10月1日付、10月14日更新)。開始日は当初の11月2日から12月1日に変更。当初は一部の国で提供されない(オーストラリア、ベルギー、ブラジル、フランス、ドイツ、インド、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、スペイン)。日本はこの一覧に入っていない |
| Copilot BusinessをMicrosoftから直接購入 | 報道では開始日や既定の上限が出ているが、今回確認した公式文書では確かめられなかった | 管理センターのメッセージセンターで、自社あての案内を確認する |
| すでに契約している場合 | パートナー向けの公式案内の対象は「新規購入」 | 既存の契約やライセンスの買い足しの扱いは、販売店に確認する |
公式案内には、既定の上限での例として「Copilot Businessのユーザーが100人なら、月に最大400,000クレジットまで使える状態になり、実際の利用分が請求される」と書かれています。上限は「必ず請求される額」ではなく、使えば請求されうる天井です。
契約の面でも変化があります。同じ公式案内によると、2026年12月1日から、Microsoft 365の基本ライセンスがなくても買える新しいCopilot・Copilot Businessのオファーが、すべての販売経路で提供されます(価格は今と同じ。今のオファーは販売パートナー経由では12月1日に販売終了、既存の契約は更新や数の調整を続けられる)。12月以降に買う・数を足す予定がある会社は、どのオファーで、使用量ベース課金がどう設定されて届くのかを、発注前に販売店へ確かめてください。
6. 管理者が先に確認すること(チェックリスト)

Microsoft 365管理センターで、次の順に確かめます。画面の名前は2026年10月時点の公式文書の表記です。
| 確認すること | 場所 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 1. 支出ポリシーがあるか | 「Copilot」→「Cost Management」→「構成」タブ | 既定のポリシーがあるか。対象が「すべてのユーザー」になっていないか |
| 2. 対象の機能と自動適用 | ポリシーの「エージェントとサービス」 | どの機能に印が付いているか。「新しいサービスの自動適用」がオンのままか(既定でオン) |
| 3. 上限 | ポリシーの「制限とアラート」 | 月の上限が「無制限」になっていないか。1人あたりの上限があるか |
| 4. 通知の宛先 | 同上 | しきい値(クレジット数か割合)と、通知を受け取る人。通知はしきい値に達した日から毎日届く |
| 5. 請求先 | ポリシーの「請求方法」 | どのAzureサブスクリプションに請求されるか。前払いの容量パックや事前購入プランがあればそれが先に使われ、使い切ると自動で従量課金に移る |
| 6. 利用申請の設定 | 「Copilot」→「設定」→「すべての設定」→使用量ベースの課金エクスペリエンスへのアクセス | 既定では「すべてのユーザー」が利用を申請できる。申請だけで使えるようにはならず、管理者の承認が要る |
| 7. 見る人の権限 | 管理者ロールの割り当て | ポリシーを作れるのはグローバル管理者と課金管理者。経理など見るだけの人には、閲覧専用のロール(AI閲覧者、グローバル閲覧者など)を付ける |
手順の詳細は、公式文書のCopilotクレジットの使用量ベースの請求を設定するにあります。
7. 上限(予算)の決め方

上限の仕組み(公式文書の記載)
公式文書(使用量ベースの課金で有効になるAIエクスペリエンスの管理)に書かれている上限の決まりを、要点だけ並べます。
- 上限は2段:ポリシー全体の月の上限と、1人あたりの月の上限(任意)。Microsoftは、1人が使い切るのを防ぐため、1人あたりの上限も設定するよう勧めています。
- 1人あたりの上限には最低値がある:2026年10月時点の公式文書では「1人あたり月に少なくとも2,000クレジット」。Microsoftは、この目安は今後変わりうると書いています。
- 上限に達したら:その人はその月の残りの期間、対象の機能を使えなくなり、毎月1日にリセットされます。
- 複数のポリシーに入っている人:1人あたりの上限がいちばん高いポリシーが適用され、ほかのポリシーの設定とは組み合わされません。
- グループを移っても消費はリセットされない:月の途中で部署を移っても、それまでの消費は数えたまま新しいポリシーの上限が当たります。
- ポリシーごとに上限は独立:既定のポリシーで決めた上限は、追加したポリシーには引き継がれません。
カトルセが提案している決め方
ここからは、カトルセが商談でお伝えしている考え方です。効果を測った実績ではありません。
- 試す人のグループを先に作る:試したい仕事がはっきりしている人を数人選んでセキュリティグループにまとめ、支出ポリシーの対象をこのグループだけにします。
- 人数×1人あたりの上限で、全体の上限を逆算する:たとえば5人に1人あたり2,000クレジットなら、ポリシー全体は10,000クレジットです。「この試行で使ってよい天井」として稟議で説明できます。
- 金額への換算は、請求先の単価で:クレジットが何円になるかは請求方法で変わります。Copilot Studioの従量課金のメーターは1クレジット0.01ドルと公開されていますが、CoworkやAutopilotの単価は、契約前にMicrosoftの価格表か販売店で確かめてください。
- 1か月目は通知を早めに置く:ポリシーの通知を上限の半分あたりに置き、毎週消費を見ます。どの仕事にどれだけ使ったかが分かってから、上限と対象を広げます。
- 予算の持ち主を決める:Microsoftは、高度なAIの費用は事業部門の予算で持つほうが合う場合があると説明しています。ポリシーごとに請求先のAzureサブスクリプションを分けられます。
- 上限に達した人から申請が来たら、誰が承認するか
- 試行の期間と、続けるかどうかを決める日
8. 管理センターでの止め方・絞り方
「知らないうちに使われて請求が来る」状態を止めるには、次の順に手を打ちます。どれも「Copilot」→「Cost Management」→「構成」タブで、対象のポリシーを選んで変更し、保存します。
| やりたいこと | 操作 | 効き方(公式文書の記載) |
|---|---|---|
| 使わせない人を作る | その人を、どの支出ポリシーの対象にも入れない | Coworkの管理者向け文書では、使わせたくない人は上限を下げるのではなく、ポリシーの対象から外すよう案内されている |
| 全員対象をやめる | 既定のポリシーの範囲を「特定のグループ」に変える | 対象のグループの人だけが使える。個人を指定するには、先にセキュリティグループに入れる |
| 機能を絞る | 「エージェントとサービス」で、使わせない機能の印を外す | 印のある機能だけがクレジットを使える |
| 勝手に増えないようにする | 「新しいサービスの自動適用」をオフ | 今後の機能は、管理者が確かめて足すまで入らない |
| 天井を決める | 月の上限を「制限付き」にし、1人あたりの上限も設定 | 上限に達した人は、その月の残りは使えない |
| 申請も受け付けない | 「Copilot」→「設定」→「すべての設定」→使用量ベースの課金エクスペリエンスへのアクセスで「ユーザーなし」か「特定のユーザーとグループ」を選ぶ | 反映まで最大24時間かかる場合がある |
| ポリシーをやめる | ポリシーの「…」から削除 | そのポリシーの上限は外れる。消費済みの記録は残る。ほかのポリシーが当たる人は、そちらで使い続ける |
「上限を0にすれば止まる」という書き方も見かけますが、今回確認した公式文書には0を設定できるかの記載はなく、1人あたりの上限には最低値の要件もあります。止めたいときは対象から外すのが、公式文書の説明どおりで確実です。
9. 毎月の見張り方
使い始めたら、同じ「Cost Management」の画面で消費を見ます(Copilotクレジットの支出を監視する)。
- 概要タブ:クレジットの総消費、前払い分と従量課金分の内訳、上限に近いポリシーや人。4時間ごとに更新されるので、数字はリアルタイムではありません。
- 消費タブ:ポリシー別・人別・グループ別・エージェント別・機能別の消費。2時間ごとに更新されます。書き出したレポートはその時点の写しです。
- クレジットの申請:使いたい人や上限を上げたい人からの申請を一覧で見て、ポリシーに追加するか上限を変えます。社内の申請の仕組みに回すこともできます。
- 本人の確認:Coworkでは、利用者が「/cost」と入力すると、その作業で使ったおおよそのクレジットを見られます。
月に1回、「誰が・どの機能で・何に使ったか」を試行の目的と照らして見直します。部署ごとにAIの費用が分かれてしまう問題は生成AIツールが部署ごとにバラバラにまとめています。
10. カトルセの支援:誰に何を使わせるかから一緒に決める
設定そのものは管理センターの数画面で終わります。難しいのは、その前の「誰に高度な機能を試させ、何の仕事で効果を見るか」を決めることです。それが決まらないと、上限も決められません。
- 研修で使いどころを:Copilotの使い方と、業務での使いどころを決める研修はCopilot研修をご覧ください。職種別に業務でAIを使う研修は、職種別AI研修シリーズ(全10講座・各11時間)。受講料は全講座共通で1名あたり36万円(税抜)。ライブ形式(対面/オンライン同時双方向)のため人材開発支援助成金の活用をご検討いただけます。支給の可否は都道府県労働局の審査で決まります。申請手続きは社会保険労務士の独占業務のため、必要な場合は提携社労士をご紹介します。
- 顧問で設計と試行を:試す人と仕事の選び方、支出ポリシーの設計、1か月の試行の見直しまでを、AI顧問として一緒に進めます。費用の目安はAI顧問の料金相場と選び方にまとめています。
- 社内の決まりと合わせて:高度な機能を誰に使わせるかは、社内のAI利用の決まりとそろえておくと揉めません。作り方は生成AIの社内規定の作り方にまとめています。
よくある質問
Copilotの使用量ベース課金は止められますか?
止められます。使用量ベース課金の機能は、支出ポリシーの対象に入っている人しか使えません。使わせたくない人を支出ポリシーの対象から外し、既定のポリシーの対象を特定のグループに絞り、「新しいサービスの自動適用」をオフにするのが確実です。上限を下げるだけでは、対象の人は上限まで使えます。
すでにCopilot Businessを使っています。何もしなくても請求が増えますか?
Microsoftのパートナー向けの公式案内では、既定でオンになるのは新規購入のCopilot Businessです。既存の契約や、ライセンスを買い足したときの扱いは、販売店と管理センターのメッセージセンターで確認してください。管理センターの「Copilot」→「Cost Management」の構成タブを見れば、いま支出ポリシーがあるかどうかが分かります。
Copilotクレジット1つはいくらですか?
請求方法と契約で変わります。Copilot Studioの従量課金のメーターは1クレジット0.01ドルと公開されていますが、CoworkやAutopilotなどの単価は、契約の前にMicrosoftの価格表か販売店で確認してください。前払いのパックや事前購入プランがあれば、それが先に使われ、使い切ると従量課金に移ります。
Copilot AutopilotとWindows Autopilotは同じものですか?
別のものです。Windows Autopilotは端末の初期設定を自動化する仕組みで、Copilot Autopilotはクラウド上で動き続けるCopilotのエージェントです。Copilot Autopilotは使用量ベース課金の対象として案内されています。
無償版のCopilot Chatしか使っていない会社にも関係がありますか?
Cowork、Code、Autopilotなどの使用量ベース課金の機能は、有償のCopilotライセンスを持つ人が前提です。無償版だけの会社では、社内データを使うエージェントの従量課金が別の仕組みとしてあり、こちらは既定でオフです。有償版を数人に配った時点で、この記事の確認が必要になります。
まとめ ── 名簿を先に作り、予算はその後で決める
- Copilotの料金は2本立てです。日常のAIは定額のライセンス、Cowork・Code・Autopilotなどの高度なAIは使った分のCopilotクレジットです。
- 既定でオンかどうかは契約で違います。大企業向けは支出ポリシーを作るまでオフ。Copilot Businessは販売パートナー経由の12月1日以降の新規購入から既定でオンで、既定の上限は1人あたり月4,000クレジット。直接購入の扱いは公式の案内で確認してください。
- 支出ポリシーは使える人の名簿です。対象を試す人のグループに絞り、新しいサービスの自動適用を切ってから、人数×1人あたりの上限で天井を決めます。
- 止めるときは対象から外します。上限を下げるだけでは止まりません。消費は概要タブ(4時間ごと)と消費タブ(2時間ごと)で見ます。
自社のAI活用がいまどの段にあるかを知りたい方は、まず生成AI活用レベル診断(無料)をお試しください。有償版を誰に配り、高度な機能を誰に試させるかのご相談はお問い合わせからどうぞ。
参考(Microsoftの公式情報)
- Copilotクレジットの使用量ベースの課金とコスト管理について(Microsoft Learn)
- Copilotクレジットの使用量ベースの請求を設定する(Microsoft Learn)
- 使用量ベースの課金で有効になるAIエクスペリエンスの管理(Microsoft Learn)
- Copilotクレジットの支出を監視する(Microsoft Learn)
- ユーザーサブスクリプションライセンスと使用量ベースの課金(Microsoft Learn)
- 使用量ベースの課金エクスペリエンスへのアクセス要求(Microsoft Learn)
- 組織のCopilot Coworkを管理する(Microsoft Learn)
- 2026年10月のパートナーセンターのお知らせ/2026年9月のお知らせ(Microsoft Learn)
- Evolution of the Copilot pricing model(Microsoft Tech Community、2026年9月25日)
- Microsoft Copilotのプランと価格(一般法人向け)(microsoft.com)
※ 本記事は2026年10月31日時点の情報にもとづいています。製品の仕様・既定の設定・日付・価格は、2026年10月31日に上の「参考」に挙げたMicrosoftの公式ページ(Microsoft Learnの管理者向け文書は2026年10月30日更新の版、パートナーセンターのお知らせは2026年10月14日更新の版)で確認した内容で、価格は税別です。Copilot BusinessをMicrosoftから直接購入した場合の使用量ベース課金の開始日と既定の上限は、報道で複数の日付・金額が出ていますが、公式文書で確認できなかったため記載していません。Copilot Autopilotの管理者向けの詳しい設定と単価も、確認できた公式文書が無いため記載していません。画面の名前は公式文書の日本語表記にそろえていますが、実際の画面と異なる場合があります。最新の条件は、管理センターのメッセージセンター、Microsoftの公式情報、販売店でご確認ください。商談で伺った声は、企業が特定されないよう業種と規模だけにしています。上限の決め方はカトルセが商談で提案している内容で、効果を測った実績を示すものではありません。本記事に登場する製品名・サービス名は、それぞれの提供元の商標または登録商標です。
